VICTASのテンション系裏ソフトラバー V>15 Stiffをレビュー

こんにちは、ニシムラ(@nissy421)です。

今回は、先日購入したVICTASのテンション系裏ソフトラバー「V>15 Stiff」を使ってみた感想をお伝えします。

相性ぴったりのラケットも見つけたので一緒にご紹介。

スレイバーは初心者用ラバー?

15年ぶりの卓球で、用具も当時と同じSK7とスレイバーを選んだわけですが、このスレイバーが至るところで酷評されるわけです。

皆さんの意見をオブラートに包まずにまとめると、スレイバーはもはや初心者用のラバーで、ノングルー時代には使い物にならないということらしく。

要するにおとなしくテンション系ラバーを使えと。

自分の青春を否定されたようでちょっとショックですが、しかしたしかに(ボクがトク厚ではなくあえてアツにしたせいもあって)スレイバーはしっかり振らないと入りません。

中陣に下がってロビングでつなげば、相手コートの浅いところに打ちごろの見事な棒球が飛んでいきます。

もっともこれは自分のフィジカルの弱さや技術力の低さが原因なのであって、努力で克服できる問題だとも思うんですよね。

練習が大事だと思うのですが、そうは言ってもボクはオヤジです。

毎日バリバリ練習している中高生や大学生に、フィジカルで対抗するのが現実的でないということも承知しております。

何も真っ向から打ち合おうとは思っていませんが、テナジー使いの10代20代の選手に、週3プレイヤーの非力なおっさんがスレイバーで立ち向かうのはいくらなんでも分が悪い。

前置きが長くなりましたが、そういうわけではじめてテンション系ラバーに挑戦してみることにしました。

VICTASのテンション系裏ソフトラバー V>15 Stiffを購入

VICTAS V>15 Stiff
一言にテンション系ラバーといっても各社さまざまな商品が並んでいますが、最近通っている卓球クラブで色々と試打をさせて頂いて、VICTASの「V>15 Stiff」を使ってみることにしました。

人気のスピンテンションラバー V>15シリーズの最新作ですね。

スポンジの硬度は45度V>15 ExtraとV>15 Limberの中間くらいの硬さで安定したラリーが期待できます。

VICTAS V>15 Stiff

はじめはまったく選択肢になかったのですが、VICTASが松下浩二さんが立ち上げたTSPのハイブランドだと知って一気に魅力的に見えてきました。

ボクが高校生の頃はテンション系ラバー=ブライスといった感じで、あのパキンパキン鳴る直線的な打球がどうにも好きになれなかったんですよね。

だからテンション系と聞くとどうしても抵抗があったんです。

でもグルーを使わないテンションラバーは思っていたよりずっと扱いやすい。

VICTAS Fire Fall FC

購入前に同じVICTASのFire FallQUARTET、TSPのSWATなどで試打させてもらったのですが、昔感じていたようなパキパキ感はまったくなくて、むしろしっかりとボールを掴んで飛ばしてくれる感覚があって回転も掛けやすいんですよね。

これなら脱スピード卓球を目指すボクでも扱えそうです。

V>15 Stiffにぴったりのラケットを求めて

VICTAS V>15 Stiff
当初はSK7に両面V>15 スティフのMAX(2.2mm)を貼って1週間ほど使ってみたのですが、どうもしっくりきません。

とにかく重いんですよね。

VICTAS V>15 Stiff

念のために計ってみたら199g!?ほぼ200gですね。※保護シート込み

卓球をやっている方はわかると思いますが、コレ、激しく重たいんですよ。

何百回、何千回と振り続けるものなので、たった数グラムの差でもプレーに大きく影響します。

普通はラケットとラバーで180g前後の用具を使っている選手が多いですし、筋力のある高校生や大学生でも200g超えの使い手はなかなかいません。

どうしてこんなに重たくなったのかといえば・・・。

SK7というラケットが7枚合板で平均92gと元々かなり重たい方なのですが、ショップでよく考えずに選んだ1本が平均値よりもさらに重い95gだったんです。(後から知りました)

そこに両面トク厚のラバーを貼ったものだから、とんでもなく重たいラケットになってしまったんですね。

高校の頃はバック面が表ラバーだったので、フォアにトク厚を貼ってもここまで重たくなることはなかったのですが。

ラケットが重たすぎると、パワーのある球が出る反面、振り遅れたりフォームが崩れたり下手をしたらケガをしてしまうこともあります。

実際、(直接の原因かは不明ですが)ラバーを変えて2回目の練習では途中で脚を攣ってリタイアしてしまいました。

「ちょっとこれは厳しいなあ」というわけで、SK7とはわずか1ヶ月でお別れしてラケットも新調することに。(SK7はスペア用にしてバックに表でも貼ってみようかしら)

V>15 Stiffと相性抜群のラケットはニッタク「バイオリン」

ニッタク バイオリン
新しく選んだラケットは、ずばりニッタクの「バイオリン」

流行りのカーボン入りではなく、木材オンリー5枚合板のスタンダードなラケットです。

木材の選定からこだわり、接着剤を浸透させる弦楽器の製造技術を取り入れることによって実現した深みのある打球感と広いスイートスポットが魅力。

価格はSK7の3倍で、正直木材ラケットにしては割高なのですが、卓球王国WEBのレビュー記事やレビューなどを読んでいたら、バイオリンの奥深いストーリーにすっかり惚れてしまいました。

YouTubeのレビュー動画もたくさん読んだけど、結局最後は文字なんですよねえ。

想像力を掻き立てられて、ワクワクが押し寄せてくる。

それにバイオリンは板厚が5.3mmと5枚合板のラケットの中でもとくに薄いんですよね。板厚が薄いほうが木がしなってドライブなどの回転が掛けやすいんです。

グリップが細いのも手が小さいボクにはしっかり握ることができて嬉しいですね。

ニッタク バイオリン

店頭に2本あったので、今回はしっかり重さを計って88gのモノを選びました。(ちなみにもう1本は87g。回転量を増やすために振れる範囲でなるべく重いものをチョイス)

ラケット込みで192gでしょうか。

バイオリンのレビューはまた別の機会に書きたいと思います。

SK7とはブレードのサイズが違ったのでラバーを張り替えられるか心配だったのですが、奇跡的にほとんどぴったり。

先端のほうがほんのわずかにはみ出していたのですが、今回購入した国際卓球さんではミリ単位までキレイにカットしてくださって貼り直したとは思えないくらい美しく収まってくれました。

ただし、いくらいいラケットでもラバーとの相性が悪かったら元も子もありません。

こればっかりは打ってみないことにはわからないのですが、結果からいうと相性は抜群でした。

ボクがラケット選びで意識しているのは、ドライブ、とくにループドライブの回転の掛けやすさ(球質の重さ)、そしてブロック等が安定するコントロール性です。

その点、V>15 Stiffを貼ったバイオリンは、ドライブが理想的な弧線を描いて飛んでいってくれます。手に響く打球感をあいまって、しっかりとボールを掴んで打っている感覚がとても気に入りました。

飛びやスピードはあまり重要視していませんが、V>15のおかげでしょうか、非力なボクでも中陣からいい感じのドライブを打てるくらいにはパワーもあります。

SK7×スレイバーのときのように打ち頃の棒球ばかりになってしまうのは困りますからね。

スマッシュやミート打ちのような弾く球もよくスピードが出るように感じました。

ブロックも、SK7のときは少し弧線が直線的すぎてオーバーしやすかったのですが、少し浮いてもしっかり台に収まってくれるようになりました。

ひとつ気になったのは、サーブの切れ味が若干落ちたこと。

ただSK7のときにはしっかり掛かっていたし、これはラバーというよりラケットの重量が軽くなって感覚が変わったせいだと思います。

レシーブや台上でも振りやすいし、これはなかなかいい買い物をしたんじゃないでしょうか。

まとめ

というわけで、今回はV>15のレビューでした。

はじめて卓球用具のレビューをしてみたのですが、なかなか難しいですね。

そもそも卓球の技術も低いし、自分の感覚を伝える言葉が出てきませんでした。

ところで、V>15の>ってどういう意味なんでしょうね。ググっても出てこないし気になるなあ。