2018年9月24日に酒を断って、今日でちょうど10日目だ。
記憶している限り、20歳を過ぎてから10日間酒を飲まなかったなんてことは、ただの一度もない。
過去には何度も禁酒を決意しては3日と持たずに断念してきたが、今回に限ってははじめから成功したと思っていた。
でも昨日、それを確信に変える出来事があった。
残業・ストレスMAXでも酒に逃げなかった
ボクが現在昼間に従事している仕事は、天候や災害の影響を受けやすい。
先月の北海道地震のときも相当忙しかったが、昨日は台風24号の影響で同じくらい忙しかった。
10月から人事異動があって不慣れな環境だったこともあり、なかなか片付かず22時頃まで残業をしてストレスはMAX。
いつもだったら確実に「1分1秒でも早くうちへ帰ってキンキンに冷えたルービーが飲みたい」となっているシチュエーションだ。
ところが、昨日はそうはならなかった。
酒を飲みたいという気持ちがまったく起きず、コンビニでサラダパスタを買い、軽めの夕食を済ませて就寝。
成人してからこれまでの酒との付き合い方を鑑みると、こんなことはまったくありえないことだ。
ほとんど奇跡といってもいい。
今朝も、「あー、俺もついに酒と縁が切れたんだなあ」としみじみ感じながら、二日酔いもなく晴れやかな気持ちで朝を迎えることができた。
100%依存を認識すれば簡単に抜け出せる
2018年になって、タバコと酒を立て続けにやめることに成功して感じていることがある。
それは、自分が依存しているということを100%認識して「やめたい」と強く意識すれば、案外簡単にやめられるということ。
これを読んでいるあなたもきっと、「自分は酒に依存なんかしていない。やめようと思えばいつでもやめられる」と思っているはずだ。
アルコール依存症の治療で一番大変なのは、自分が依存しているということを認めさせることだそう。
ボクがこれまで何度も断念したのも、”自分が依存症であるという認識”が欠けていたからだ。
逆にそこを乗り越えて100%依存を認めることができれば、あとはやめたいという強い想いさえあれば酒をやめるのは決して難しいことではない。
「そんなに簡単な話じゃない!」
「医者はそんなこといわない!」
という反論があるかもしれない。
たしかにボクは医者ではないので専門的な知識はない。
でも多くのお医者さんだって酒に依存しているわけだから、こと依存に関しては医者だから正解を知っているという話でもなさそうだ。
たしかにお医者様は偉大だけれども、自動車整備工場のメカニックが車の構造に詳しいのと同じで、医者はふつうの人よりちょっと人間のカラダに詳しい人であって、決して神ではない。
まして自動車よりもずっと精巧で複雑な人間のカラダやココロのすべてを理解しているはずはないのだから、医者のいうことが常に100%正解とは限らないはずだ。
引き続き、断酒を継続します。二度と1滴も飲みません。
今後も、引き続き断酒を継続していく。
酒は二度と1滴も飲まない。
お酒を飲みたいという気持ちはもう1ミリもないが、自分の意志が弱いのはボク自身が一番よく理解しているつもりだ。
「万が一にも酒を口にしたら、また依存してしまうのではないか」という不安がまったくないわけではないので、何があっても酒は飲まないという強い意志を持って生きていこう。