いいモノだとわかっていても、不安が先行してなかなか手を出せないことがある。
話題の格安スマホ(MVNO)も、そのひとつ。
ボクも格安スマホデビューするときには、
「ちゃんとつながるの?」
「なんだかんだ高くつくんじゃ。」
なんて思って、なかなか踏み出せずにいた。
でも実際に使ってみると、そんな不安はまったくの杞憂だった。
毎月のケータイ代が7000円も安くなって、通信環境もほとんど問題なし。
これまでバカ高いケータイ代に悩まされていたのが嘘みたいに快適だ。
友人や家族にも自信を持っておすすめできるくらい、イイ。
そこで本日は、格安スマホデビューにおすすめの3つのキャリアを比較してみたい。
楽天モバイル

楽天モバイルは、楽天株式会社が運営する格安スマホだ。
とにかく料金が安くてつながりやすいと評判で、最近契約者数をグングン伸ばしている。
ボクは10GBで2960円の通話SIMをメインのスマホとして使っているが、はじめて明細が届いたとき、ホントに総額が3000円ちょっとで思わず「やすっ!!」と声が出た。
ちなみに格安スマホ大手のワイモバイルやUQモバイルの場合、2980円で3GB(※2年間のみ6G) という料金設定になっている。
格安スマホの中でも格段に安いことがわかると思う。
楽天モバイルは、通信速度の安定性にも定評がある。
NTTドコモのLTEと4G回線を使っていて、各社の速度調査で常に上位にランクインしている。
ボクももう半年以上使っているが、遅くてイライラするようなことはほとんどない。
もうひとつ、楽天モバイルが人気の理由は、実店舗の存在だ。
格安スマホは、買ったあとのサポートが弱い。
なぜかと言えば、ほとんどの格安スマホがリアル店舗を持っていないから。
買うときもネットだし、買ったあとに使い方がわからなかったり壊れてしまったときに、電話かメールでサポートを受けるしかない。
だからこれまでは、ネットに強い一部の人以外はなかなか手を出せなかった。
でも楽天モバイルは、全国各地に楽天モバイルショップを持っている。
さすがにドコモ、au、ソフトバンクとくらべるとまだまだ少ないが、どんどん数を増やしているので、ネットに疎い子どもや高齢者でも安心して使うことができる。
楽天スーパーポイントが貯まるのもうれしい。
利用料金は100円につき1ポイントが貯まるし、通話SIMを契約していれば楽天市場での買い物がずっとポイント2倍になる。
貯まったポイントは月々の支払いにもふだんの買い物にも使うことができる。
ちなみに、ボクは公共料金の支払いやふだんの買い物はすべて楽天銀行と楽天カードでまとめている。
ポイントカードも持っていない。
楽天カードは100円1ポイント貯まるので、下手に店舗ごとのポイントカードを持つよりもずっとお得だからだ。
ポイントもどんどん貯まって管理もラクなので、面倒くさがりな人には楽天銀行×楽天カードはかなりおすすめだ。
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楽天モバイルはオプションが豊富で、自分好みにカスタマイズできるのもうれしい。
電話をたくさんかける人には5分かけ放題のオプションがあるし、端末補償から留守電まで、必要なモノを自分でえらぶことができる。
従来のケータイのように半強制的にオプションに加入されられることもない。
最低料金だけでシンプルに使ってもいいし、オプションの全部のせで贅沢に使ってみるのもいいかもしれない。
本体も安いし、会員価格で買い増しできるのもうれしい。
散々迷ったが、ボクは楽天モバイルに替えて大満足している。
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UQモバイル

UQモバイルは、KDDI(au)のグループ会社であるUQコミュニケーションズが提供する格安スマホだ。
KDDI傘下なので、当然auの回線を使っている。
ほかの格安スマホとちがうのは、auの回線を使ってKDDIのグループ会社が直接運営しているという点だ。
だからauのサブブランドとかんがえてもらって差し支えない。
UQモバイルは、格安スマホの中でもダントツで速度が速くエリアが広いことで評判だ。
auの4G LTE(プラチナバンド)を利用できるので、回線を間借りしている他社とはちょっと次元がちがう。
実際、格安SIMアワード(RBB TODAY)の通信速度部門で、2015、2016年の2年連続で1位に輝いたほか、各社の速度ランキングでも軒並み1位を獲得している。
回線を間借りしている格安スマホは、ふつう契約者が増えると回線が混雑する。
はじめは良くても、だんだん通信速度が遅くなるのはこのためだ。
しかしUQモバイルは回線を借りてくる必要がない。
親会社が回線を所有しているアドバンテージは非常に大きく、今後契約者が増えてもUQモバイルの有利は変わらないだろう。
UQモバイルは、セットでえらべる端末の種類が多いのもうれしい点だ。
シャープのAQUOS、富士通のARROWS、京セラのDIGNOなどの国内ブランドはもちろん、ZenFone、HUAWEI、LGなどの海外の格安スマホも充実している。
Androidだけではなく、iPhone SEも月額1980円から使うことができる。
UQモバイルは今一番勢いのあるブランドなので、格安スマホデビューにはぴったりだろう。
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それから、もしUQモバイルを使うなら、UQ WiMAXも一緒に購入したほうがいい。
UQWiMAXは、自宅でも外でも好きな場所でインターネットに接続できるモバイルルーターだ。
UQモバイルとのセットなら、スマホ代もネット代も全部まるっとふくめて月額6360円から使うことができる。
ちなみに、UQWiMAXはボクも愛用している。
というか、自宅にネットを引いていないので、ネット環境はUQWiMAXのみ。
このブログをふくめ、ネットでの仕事はすべてUQWiMAXにたよっているが、すこぶる快適だ。
スタバにChromebookとWiMAXを持ち込んで、YouTubeやAmazonプライム・ビデオの映画を観るのが最近のマイブーム。
ノマド志向のブロガーには必須のアイテムだろう。
Y!mobile(ワイモバイル)

「格安スマホのことはよくわからないけど、料金が安くなるなら替えてみたい。」
「なるべく今までどおりに使いたい。」
「SIMだけでなく、スマホもセットで購入したい。」
そんなあなたにおすすめなのが、ワイモバイルだ。
ワイモバイル(Y!mobile)はヤフーの格安スマホで、ソフトバンク株式会社が提供している。
ワイモバイルは、ほかの格安スマホとはちょっとちがう。
ソフトバンク株式会社が、ソフトバンクとワイモバイルの2つのブランドを持っているのだ。
ファーストリテイリングがユニクロとGUを持っているのと似ている。
いわばソフトバンクのサブブランド的なスマホで、ワイモバイル独自の回線を持っている点もほかの格安スマホとはことなる。
ワイモバイルの特徴は、通信エリアの広さだ。
ワイモバイル独自の回線+ソフトバンクの回線を使えるので、docomoやauの回線を間借りしている他社の格安スマホよりつながるエリアが広く、通信も安定している。
それから、これは最大のメリットなのだが、ワイモバイルにはかけ放題がついている。
10分以内の国内通話なら何度かけても無料だ。
UQモバイルの5分かけ放題(無料)や楽天モバイルの5分かけ放題(850円)とくらべてもかなり安い。
かけ放題の先駆けであるウィルコムを傘下に持つワイモバイルは、無料通話にはかなり力を入れているようだ。
実店舗が多くサポートが充実しているのも、ワイモバイルが人気の理由だ。
格安スマホと言えば経費をおさえるためにリアル店舗を持たないのがふつうだが、ワイモバイルは全国約1000店舗のワイモバイルショップを持つ。
家電量販店もふくめると、取扱店は約4000店。
使い方の説明や故障にもすばやく対応してくれる。
もし補償に入っていれば、壊れたときに店舗で即新品に交換してくれるのもうれしい。
セット購入の本体は、android oneという国内ではワイモバイルのみが販売するGoogle社製のAndroidスマホのほか、iPhone SEなどもえらぶことができる。
ヤフーのスマホということで、ヤフオク出品料が無料になったり、ヤフーショッピングでTポイントが最大12倍貯まるヤフープレミアムという有料サービスも無料でついてくる。
また、ほとんどの格安スマホが支払い方法はクレジットカードのみだが、ワイモバイルは口座振替にも対応している。
格安スマホが対応していないLINEなどのアプリの年齢認証も可能。
もちろんMNPにも対応。
そういった点でも、3大キャリアからすんなりと乗り換えられる格安スマホになっている。
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【まとめ】格安SIMはなくなる!?
今日ご紹介した3つの格安スマホには、ある共通点がある。
それは、日本を代表する企業がバックについているという点だ。
実は、現在格安スマホを販売している企業は600社以上ある。
増えすぎて飽和状態になっており、これから価格競争が激しくなってどんどん減っていくと言われている。
実際、NTTぷららや日本通信など、有名企業も格安スマホからの撤退を発表している。
だからこそ、安心して長く付き合える格安スマホをえらびたい。