愛読者諸兄諸姉。
おかえりなさいませ、ニシムラ(@nissy421)でございます。
今回は、斎藤一人さんが教えてくれた、仕事で成功するための極意をご紹介します。
はじめて聞いたときは「え?そんなことなの?」とポカーンとなりました笑 でもとってもふか〜いお話ですよ。
「笑顔」「うなずき」「天国言葉」
斎藤一人さんは、しあわせになりたい人、仕事で成功したいと思っていた私に、まずはじめに3つ大切なことを教えてくれました。
それは「笑顔」「うなずき」「天国言葉」です。
天国言葉というのは、口に出すとハッピーになれる言葉です。
愚痴や不平不満を言うかわりに「ツイてる、うれしい、たのしい、しあわせ、ありがとう、感謝します、許しますと、ハッピーな言葉を口に出しましょうということです。
どうしてこの3つが大切なんでしょう?
「笑顔」と「うなずき」と「天国言葉」が大切な理由を、一人さんはこんなふうにおっしゃいました。
「いいかい。商人ってのは、人様に気を使うのが仕事なんだよな。サラッと気を使って、愛情を出すのが仕事。最終的に、成功の道って細やかな愛なの。細やかな愛情を持って仕事をやれば、何やっても成功するんだ。たこ焼き屋でも居酒屋でも、そば屋でも何でもね。サラリーマンだって、警察官だって、学校の先生だって、家庭の主婦でも、それさえあれば成功するんだよ」
[voice icon=”https://keiichinishimura.com/wp-content/uploads/2016/10/13419286_1115230595184808_5624871928558133347_n.jpg” name=”メイさん” type=”r”]へえー。すごいなあ。[/voice]
「べつに、すごくないよ。あたりまえなの。だって、人はみんな自分の何かを売って生きているんだよ。サラリーマンは、自分の事務能力を売っているし、警察官は安全を、先生は知識を売っている。家庭の主婦が売っているのは、家族のやすらぎだね。この世の中に商人じゃない人なんか、ただのひとりもいない。弁護士だって、医者だって、国会議員だって、みんな商人なんだ。みんな何かを売っている。それって、どういうことかというと、お客さんがいるということ。目の前に人がいるから売れるんだ。いなければ、どんなすごいものだって売れないだろ。だから人様に気を使い、目の前にいる人に喜んでもらうことが成功の秘訣なの。難しくないんだよ。簡単なんだよ」 引用:斎藤一人の道は開ける (PHP文庫)
なるほど。人に対する愛情が大切なんですね。
指導される力が足りない?
でも、ちょっとビックリしませんか?
「え?そんなこともうわかってるよ!もっとすごいことおしえてよ!」
って。
日本一の大商人の成功の極意が「笑顔」と「うなずき」と「天国言葉」なんて、ガッカリしたかもしれませんね。
一人さんは、そんな気持ちもお見通しです。
不満そうな顔をしていると、こんなことを教えてくれました。
「お前は、ちょっと道につまずいて俺のところに来たわけだよな。
お前の考えでいいんだったら、お前の考えのままいけばいい。ただ、そこからもっと上へ行きたいだろうし、もっと成功したいから俺のところに来たんだよな」
「そうやって自分の考え方にしがみつくのを『我』って言うんだよ。でもそのうまくいかない考え方のままじゃいつまでたっても新しいものは入らないよな。だったら、一回自分の考え方をわきに置いてみな。頭を外してみな。」 引用:斎藤一人の道は開ける (PHP文庫)
実は、一人さんの成功の極意は、「笑顔」「うなずき」「天国言葉」ではありません。
3つの教えはもちろん、とても大切なことなんです。
でも、それを受け入れて、実行することがなければ、いつまで経っても人生は変わらないんですよね。
これを一人さんは「指導される力」と言います。
成功したかったら、我を捨てて、指導される力を磨きなさいと。
どんな成功法よりも大切な極意は、素直さなんですね。
まとめ
会社員でもフリーランスでもブログやインターネットビジネスに取り組む人も、大切なのは指導される力。
当たり前のことだからこそ出来ていない人が多いし、当たり前を極めるととっても大きな差になります。
余談ですが、昔はすべての学問には人の名前がついていたんです。
たとえば朱子学、本居宣長学、プラトン学のように。
でもいつのまにか人の名前がとれて、技術や知識だけが学問と呼ばれるようになりました。
もしかしたら、みんな「自分が自分が」と人から教わることが嫌になって、指導される力が衰えてしまった証拠なのかもしれません。
大人になると、頭が固くなってしまいがちですが、もう一度、子どものころの素直な気持ちを取り戻したいですね。
そういえば、子どものころは素直すぎてよく友達に騙されてたなあ笑
▽今回のお話しの続きは、こちらの本で学べます