愛読者諸兄諸姉。
おかえりなさいませ、ニシムラ(@nissy421)でございます。
1月22日、東京に雪が降りました。
テレビのニュースでご存知の方も多いかと思いますが、積雪量は23センチ。1月としては64年ぶりの記録なんだそう。
私は昼過ぎに起きたのですが、カーテンを開けるとすでに辺り一面の雪景色。
雪が降るとは聞いていたのですが、まさかここまで積もるとは。
今日はブログ用のプロフィール写真の撮影など何件か予定が入っていたのですが、すべて延期して正解でした。
それで夕方くらいにご飯を買うために近所のスーパーへ行ったのですが、道すがら脇の方に1台の原付きバイクが止まっていたんですよ。
薄暗い上に雪が吹雪いていてよく見えなかったのですが、5mほどの距離まで近づいてようやく正体が判明。郵便屋さんの真っ赤なカブでした。
こんな大雪の中でも、きちんと配達をしているんですねえ。本当にご苦労様です。
郵便屋さん以外にも、ピザ屋さんのバイクが何台も走っていました。(ちなみに私は悪天候の日には絶対にデリパリーを注文しません。まあいい人ぶるわけですが、自分もバイトをしていた経験があるので大雨や雪の日の配達がどれだけ大変か身に染みています)
ちょっと古い話ですが、イタリア・ローマでは2012年2月3日に大雪が降った際、観光名所のコロッセオ(円形闘技場)はもちろん、学校も郵便局も市役所も業務を停止したんだそう。
本格的な雪が降ったのは26年ぶりだったそうですから、単純に比較はできません。あるいは「雪くらいで休むなんてイタリア人は怠惰だ!」と憤慨する人もあるかもしれません。
いやあ、しかしあんな雪の中で郵便物が届けられませんでしたって言って、怒る人なんているんですかねえ。
結局仕事が溜まっちゃうっていうのもあるんだろうけど、怪我でもしたら大変じゃないですか。
こういうとき、公が率先して「今日は休むぞー!」って声を上げて大義名分を作ってあげれば、民間も休む口実ができるわけで。
NHKみたいな報道機関なんかだとなかなかそうもいかないんだろうけど、それでもリモートワークで対応できる部分も多いんじゃないかな。
形式だけの印鑑とか、工事のための工事とか、仕事のための仕事って多いじゃないですか。
元々小さな島国なんだし、ムリに世界と戦おうとしなくても、そういうのひとつずつ断舎離していけば日本はもっと豊かな国になるんじゃないかな、なんて思うわけです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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