WordPressのテーマ(テンプレート)を賢威8.0に変更したのを機に、WordPressのプラグインをがっつり断舎離した。
賢威は、プラグイン界の絶対的エースである All in One SEO が不要なほどSEOの設定機能が充実している。
それでAll in One SEOを消すときに、せっかくならほかのプラグインも見直そうと思い立った。
あまり気にせずバンバン入れていたが、正確に数えてみたらいつの間にか40個ものプラグインが入っていた。(停止中含む)
プラグインが増えすぎると、テンプレートとプラグインが干渉してエラーを引き起こしたり、サイトが重くなる原因になる可能性がある。
またプラグインを減らすことはサイトの高速化にもつながる。
テーマのオプションとして備わっている機能と重複しているのに気づかず使っているパターンも多い。
そういうわけで精査した結果、40個から26個まで14個のプラグインを減らすことに成功。
本音をいえば10〜15個くらいまでは減らしたいが、ひとまずここまでの流れをまとめておく。
断捨離した(賢威以前に使っていた)WordPressプラグイン14個
今回削除したプラグイン14個。
ずっと放置していて、
「こんなのあったっけ?」
みたいなプラグインもあった。
やっぱり定期的にチェックしなくちゃいかんなあ。
All in One SEO
All in One SEO(オール イン ワン エスイーオー)は、SEOに有効な機能がたくさん入っているプラグイン。WordPressをやるならとりあえず入れとけといわれる必須プラグインだが、賢威では不要なので削除。
TinyMCE Templates
TinyMCE Templates(タイニーエムシーイー テンプレート)は、投稿内に挿入する記事のテンプレートを作れるプラグイン。商品紹介など同じコンテンツを何度も使うときに役立つ。賢威8に「共通コンテンツ」という同様の機能があるので削除。
Insert Pages
Insert Pages(インサート ページ)は、共通する文章(投稿)を投稿内に挿入できるプラグイン。TinyMCE テンプレートと同じようなものだし、賢威8は共通コンテンツ機能があるので不要。削除
Effective Highlighter
Effective Highlighter(エフェクティブ ハイライター)は、蛍光ペン風のマーカーが引けるプラグイン。賢威8にはマーカーのCSSが用意されているので差し替えることにした。
TinyMCE Annotate
TinyMCE Annotate(タイニーエムシーイー アノテート)は、投稿内に注釈がつけられるプラグイン。とくに使っていないので削除。ちなみにWordPressの最新バージョンであるGutenbergでは機能しないらしい。※2019年3月11日現在。公式ディレクトリより
Simple Post Notes
Simple Post Notes(シンプル ポスト ノート)は、WordPressの投稿画面にノート機能を追加するプラグイン。自分用のメモを残すのに便利。しかしこれもほぼ使っていないので削除。
Public Post Preview
Public Post Preview(パブリック ポスト プレビュー)は、公開前の下書きの記事を管理者以外の人に見せることができるプラグイン。寄稿してもらったり、外部のライターさんに記事を書いてもらうときなどに便利だ。これは必要なときだけ入れればいいので削除。
Rinker
Rinker(リンカー)は、Amazonや楽天の商品をオシャレなボタンで一括紹介できる商品リンク管理プラグイン。カエレバとよく似ているが、Rinkerはプラグインなので別サイトに移動する必要がないのが便利だ。一応入れてはみたが現状カエレバでとくに不満はないので削除。
Table of Contents Plus
Table of Contents Plus(テーブル オブ コンテンツ プラス)は、記事の目次を自動生成してくれるプラグイン。文章が長い記事は目次があったほうが読みやすい。しかし賢威8には目次を生成する機能がついているので削除。
WordPress Importer
WordPress Importer(インポートツール)は、ブログの引っ越しのときにデータファイルを引越し先にインポートする(取り込む)プラグイン。必要なときに入れればいいので削除。
WP CSV Exporter
WP CSV Exporter(エクスポートツール)は、インポートツールと逆に引越し元からデータファイルをエクスポート(取り出す)プラグイン。これも今は使わないので削除。
WP Twitter Auto Publish
WP Twitter Auto Publish(ダブリュピー ツイッター オート パブリッシュ)は、記事の公開と同時にツイッターのつぶやきを自動投稿してくれるプラグイン。ツイッターやフェイスブックの自動投稿は何度か試しているけど、アナログ人間なので公開時は自分でお知らせを投稿したい派。削除。
Easy Footnotes
Easy Footnotes(イージー フットノート)は、投稿内に脚注を挿入できるプラグイン。TinyMCE Annotateとかぶってるなあ。いろいろ使って検証したときに消し忘れたのかも。削除。
Widget Logic
Widget Logic(ウィジェット ロジック)は、ウィジェットに条件分岐タグを指定できるプラグイン。パソコンとスマホで表示を分けたいときなどに便利。ハミングバードと違って、賢威8のウィジェットエリアはパソコンとスマホのエリアがわかれていない。だからこれは必要になるかもしれないけど、今は広告も貼ってないしひとまず不要なので削除。
今使っているプラグイン 26個
AddQuicktag
AddQuicktag(アドクイックタグ)は、WordPressのユーザー辞書のようなプラグイン。任意の文章やタグを登録しておいて、投稿画面のボタンで呼び出すことができる。AddQuicktagはもはやないとブログが書けないレベルで使い倒してる。
Akismet Anti-Spam
Akismet Anti-Spam (アンチ スパム) は、WordPressに届くスパムコメントを自動的に振り分けてくれるプラグイン。一度外したら大変なことになったので外したくない。
BackWPup
BackWPup(バックダブリュピーアップ)は、サーバーとデータベースのバックアップを取ることができるプラグイン。正直まだ使ったことはないが、使うような問題は起きないに越したことはない。備えあれば憂いなし。
Broken Link Checker
Broken Link Checker(ブロークン リンク チェッカー)は、記事内のリンク切れを自動で調べて教えてくれるプラグイン。リンク切れが多発していると読者にとって不親切なので、SEO上マイナス評価を受けて検索順位にも影響してしまう可能性がある。リンク切れをチェックできるサイトもあるので必須ではないが、自分で調べるのが面倒なら入れておいたほうがいい。
Category Order and Taxonomy Terms Order
Category Order and Taxonomy Terms Order(カテゴリー オーダー&タクソノミー タームズ オーダー)は、カテゴリーの順番をドラッグ&ドロップで簡単に並べ替えられるプラグイン。WordPress自体にはカテゴリの並べ替え機能はついていないので重宝している。
Crayon Syntax Highlighter
Crayon Syntax Highlighter(クレヨン シンタックス ハイライター)は、HTMLやCSSなどのソースを記事の中でキレイに表示してくれるプラグイン。あんまり使わないけどあると便利。
EWWW Image Optimizer
EWWW Image Optimizer(イーダブリュダブリュダブリュ イメージ オプティマイザー)は、画像を軽量化してくれるプラグイン。どれくらい軽量化されているのかは知らないが、入れといた方がよさそうだといわれるので。
Fudousan Tweet old post
Fudousan Tweet old post(フドウサン ツイート オールド ポスト)は、過去のブログ記事をランダムでツイッターに投稿してくれるプラグイン。元々不動産物件情報サイトの物件紹介用に作られたらしいが、コレ系のプラグインをいろいろ試した中では今のところ一番使いやすい。
Imsanity
Imsanity(インサニティ?)は、画像を自動でリサイズしてくれるプラグイン。EWWW Image Optimizerとセットで使うと効果が高いらしい。今はないけど昔は画像を元サイズのまま貼りつけたりしていたので、一括でリサイズするのに使っている。
JP Markdown
JP Markdown(ジェーピー マークダウン)は、WordPressの投稿画面でマークダウン記法が使えるプラグイン。JetPackという公式が出している詰め合わせプラグインの中の機能のひとつだが、単体でも使うことができる。マークダウン記法は#や*みたいな記号を使って見出しをつけたり引用文を書いたりできるので、ビジュアルエディタで文字装飾をするよりも早くブログを書けるのがメリットだ。
Pixabay Images
Pixabay Images(ピクサベイ イメージ)は、フリー素材サイトPixabayの画像をWordPress投稿画面で直接検索して挿入できるプラグイン。画像を落とすためにわざわざ外部サイトに行かなくてもいいのでラク。
Google XML Sitemaps
Google XML Sitemaps(グーグル エックスエムエル サイトマップ)は、検索エンジン用のサイトマップの送信を自動化してくれるプラグイン。人間用のサイトマップを生成するPS Auto Sitemapとは別物。
SNS Count Cache
SNS Count Cache(エスエヌエス カウント キャッシュ)は、ツイッターやフェイスブック、はてなブックマークのシェア数を表示してくれるプラグイン。定期的にシェア数のキャッシュ(保存)もしてくれる。
WebSub/PubSubHubbub
WebSub/PubSubHubbub(ウェブサブパブサブハブバブ)は、ブログ記事を公開しましたという情報をいち早く検索エンジンに伝えるためのプラグイン。海外SEO情報ブログでも言及されているが、効果があるのかどうかは定かではない。とりあえず害はなさそうなので入れている。
WP Multibyte Patch
WP Multibyte Patch(ダブリュピー マルチバイト パッチ)は「本家版、日本語版 WordPress のマルチバイト文字の取り扱いに関する不具合の累積的修正と強化を行うプラグイン」と説明されている。WordPressに初期状態から入っているプラグインのひとつで、正直どういう動きをしているのかよく理解していない。
WP-Optimize
WP-Optimize(ダブリュピー オプティマイズ)は、データーベースのクリーンアップと最適化を行ってくれるプラグイン。WordPressの動作が重いときの高速化対策としてよく使われている。
AMP(停止中)
AMP(アンプ)は、AMPページを生成してくれるプラグイン。AMPというのはGoogleが推奨している簡易版ページのこと。ページをより素早く表示できるのでユーザーにもメリットがあるが、通常ページより表現できる幅が狭く賛否がわかれている。テーマ変更でデザインが崩れたので一旦停止中。
【削除候補】Contact Form 7
Contact Form 7(コンタクトフォーム)は、WordPressにお問い合わせフォームを設置できるプラグイン。必須プラグインだと思っていたが、Googleフォームでも代用できるらしいので削除候補。
【削除候補】PS Auto Sitemap
PS Auto Sitemap(ピーエス オート サイトマップ)は、WordPressのサイトマップを自動生成&更新してくれるプラグイン。サイトマップには人間用のマップとクローラー(検索エンジン)用のマップがあるが、PS Auto Sitemapは人がサイト内で迷わないようにサイトの全体図を示してくれる。ただPageSpeed Insightsのスマホの数値がかなり悪く、どうもこいつが動作の思い原因の可能性があるようなので、削除して手動でサイトマップを作ることも考えている。
【削除候補】Redirection
Redirection(リダイレクション)は、301リダイレクトの管理と404エラーのモニターをしてくれるプラグイン。なんとなく入れているけどなくてもいいような?
【削除候補】Search Regex
Search Regex(サーチリジェックス)は、コンテンツ内の文字列を一括で置換してくれるプラグイン。たとえばWordPressのテーマを変更するときにテーマ固有のショートコードを置換したり、http→httpsに置換したりすることもできる。ただ、今はとくに使っていない
【削除候補】Show Article Map
Show Article Map(ショー アーティクル マップ)は、サイト内の内部リンクの状態をヴィジュアルで表示してくれるプラグイン。どの記事からどの記事にリンクが貼られていてどの記事が孤立しているかなどが丸わかり。動作がかなり重いのがたまにキズだけど、一度見ておいて損はしない。使うときだけ入れたらいいかなという感じ。
【削除候補】TablePress
TablePress(テーブルプレス)は、製品比較表やスペック表などのテーブルを簡単に作成できるプラグイン。賢威8ではテーブルのCSSデザインが用意されているので、差し替えが完了次第Table Pressは削除予定。
【削除候補】TinyMCE Advanced
TinyMCE Advanced(タイニーエムシーイー アドバンスト)は、投稿画面のビジュアルエディタの機能を増やしてくれるプラグイン。文字のサイズを変えたり表を挿入したりアンカーをつけたり、ボタンひとつでいろいろなことができるようになる。ただボク自身はほぼテキストエディタしか使わないし、必要なタグはAddquicktagに登録している。だからぶっちゃけなくてもいいような気がしている。
【削除候補】WordPress Popular Posts
WordPress Popular Posts(ワードプレス ポピュラー ポスト)は、WordPressに人気記事ランキングを自動表示してくれるプラグイン。多くのブロガーが使っている必須プラグインのひとつ。ただググればプラグインなしで人気記事を表示するソースコードも出てくる。それに賢威にも人気記事のウィジェットが実装されるという話があるので、そのうち削除するかも。
【削除候補】WP User Avatar
WP User Avatar(ダブリュピー ユーザー アバター)は、WordPressのユーザープロフィールにアバター画像(avatar:分身)を簡単にアップロードできるプラグイン。当ブログでは記事下に「この記事を書いている人」という項目で表示されている。サイドバーにもプロフィールはあるので、一人で運営するならなくてもいいような気がしている。
追伸、記事にすることで発見がある
記事を書きながら調べるうちに、
「あ、これも消せる」
「これはいらないなあ」
なんて発見があり、9個の削除候補を見つけることができた。
今後全部削除すれば17個まで絞ることができる。
完全に絞ってから記事にしようかとも思っていたいけど、やっぱり途中でも何でも一旦記事にしてみると新しい発見があるんだなあ。
(Photo by pixelcreatures)