昨年購入したペン字の練習帳をようやく書き終わりました。
今回挑戦したのは、書家 中塚翠涛先生の『30日できれいな字が書けるペン字練習帳 横書きを美しく』。
中塚先生といえば、あの情熱大陸にも出演しているメディアでも人気の書道家ですよね。
中塚先生の「ペン字練習帳」はシリーズ化されていて、今回の横書きのほか、筆ペンや行書体、美文字、くせ字、童謡、手紙とはがきなどテーマ別にたくさんの練習帳が用意されていて、シリーズ累計350万部も売れているんだそう。
売れているのには訳があって、これだけ内容が充実しているのにとにかく安いんですよね。シリーズのほとんどが600円ほどで購入できてほかのなぞり書きの練習本に比べても圧倒的に安いんです。
ボクはたまたま近所の本屋さんに置いてあった横書きを選びました。今は手書きでも縦書きよりも横書きを使う機会が多いですからね。
中身ですが、ひらがなとカタカナ、都道府県、人名、挨拶文などの基礎から、宅配便の伝票やメッセージカード、領収書、ポップ、お礼状、履歴書など、日常生活や仕事の場でよく使う文例まで練習することができます。
ボクは母の影響で6歳から高校生まで10年ほど書道をやっていたのですが、嫌々やっていたので対して上達せず、絶望的に字が汚いんですよ。書道で大学に行った妹と比較されて、字がコンプレックスだったりします。
正直仕事でもパソコンばかり使っていて字を書く機会なんて滅多にないのだけれど、ライフワーク的に字の練習をしているんです。瞑想じゃないけど、無心で字を書くと心にもいい影響があるような気もしています。
本当は書道を習いに行ってみたりもしたいけど、ペン字であれば家でも手軽に楽しめますからね。
30日で完成する薄い本なのですが、1冊終えるとやっぱり感慨深いです。
そういえば先日役所で手書きの書類を書いたとき、担当の方に「キレイな字を書かれるんですね」って言われたんですよ。そんなこと言われたことなかったし、お世辞でもめちゃくちゃ嬉しくて鼻が2mくらい伸びました。自分では気づかないうちに少しずつ練習帳の効果が出ているようで何よりです。
「せっかくなのでシリーズを全冊制覇したいな」なんて考えながら、さっそく2冊目も購入。
今度は通常の縦書きバージョンです。
本来はこちらがペン字練習帳シリーズの1冊目なのでちょっと順番が前後してしまったのですが、こちらは全部乗せな感じで、縦書き以外に横書きや英語、数字などの練習もできるようになっています。
毎日は厳しいかもしれないけど、1〜2ヶ月くらいで終えるつもりでぼちぼち書いてみます。