愛読者諸兄諸姉。
こんにちは、ニシムラ(@nissy421)です。
本日は久しぶりにブログ論的なお話しです。斎藤一人さんの教えをもとに、ブログで成功するための学び方の秘訣を書きました。
ブログは、いろんな人のブログ論ばかり読むより、一人の人から徹底的に学ぶのがいいですよ。
この人と決めたらふらふらせず、徹底的にとことん学ぶ
大分での飲食店の経営に悩み東京の斎藤一人さんの元を訪れたとき、永松さんは実は一人さん以外にも経営者の人の話を聞く約束をしていた。
そのことを知ってか知らずか、一人さんは永松さんにこんなことを言う。
ああ、そう。約束があるんだ、よかったね。何度も東京へ来たら、飛行機代もかかるよ。一度で棲むならそれがいい。俺はべつにいけないと言っているんじゃないんだよ。多くの先輩に会って勉強するのはいいこと。ただし、ひとつ問題があるんだ。
みんな、正しいことを言うよ。世の中には正しいものがいくつもあってね。どれか一つだけが正しくて、ほかは全部間違っているなら簡単なんだよな。それなら、正しいものを見つければいいんだけど、世の中はそんな簡単じゃないよ。それぞれみんな正しい。そして、正しい意見をいっぱい聞いていると頭がこんがらがってくるんだよ。
「こんがらがってくる?」とびっくりして尋ねる永松さんに、一人はこう続ける。
そう。正しいことで、頭がいっぱいになってね。だから、いろいろ学ぶんじゃなくて、ここって決めたら、その人のところに行って徹底的に学んだほうがいいんだよ。いろいろなところへ行っていたら濁っちゃうんだ。参考書だって、たぶんそうだろ。何冊もかじるより、自分に合ったものを1冊選んで、それを徹底的に勉強するほうがいい。俺は中学卒業だからよく知らないけど、そういうもんなんだよ。これぞという師匠を決めて、その人をモデルにして、徹底的に勉強するほうが早んだ
「でも、ひとつに偏ったらバランスが悪くないですか」永松さんが素直な疑問をぶつけると、一人さんは教えてくれた。
人間なんて、しょせん偏るんだよ。偏らない人間なんてつまらないんだ。おまえらのような、これからってやつがバランスなんか考えてどうする -「斎藤一人の道は開ける」永松茂久著(2010, PHP研究所)
2016年7月7日、当ブログは産声をあげた。ボクはそれからずっと、ブログサロンやセミナーなどには入らず独学でブログを勉強してきた。本をたくさん読んだのはもちろんだけれど、これと決めたブログをモデルにして、ブログの内容からデザイン、ソースコードまで徹底的に読みまくって、ほとんどパクリに近いくらいの勢いでマネをした。そのブログとは、プロブロガーのヨスさんが運営する「ヨッセンス」。個人ブログながら月間120万PVを誇るモンスターブログだ。当ブログが1ヶ月半で月間1万PVを達成したのも、ヨッセンスを徹底的に研究した結果に他ならない。
2017年11月11日、生まれてはじめてセミナーに参加したのをキッカケに、jMatsuzaki株式会社が提供する2ヶ月間のブログコンサルティング”ブログパートナーシップ“への参加を決めた。jMatsuzakiという人物とその熱い仲間から徹底的にブログを学ぶことと、2018年の夢の実現を心に誓って。
これと決めた人から徹底的に学ぶという思想は、世界を形作ってきた。現在”学問”と呼ばれているもののほとんどは、実は本来の学問ではない。本来学問とは、単に知識や技術に留まらず、その人物の思想や信条までも包括した。
たとえば、物理学は物理学ではなく、ニュートンの思想までをも含むニュートン学という学問だった。キリスト教の理解なしにニュートン、ひいては物理を語ることなどできなかった。吉田松陰に強烈な思想があったからこそ、松下村塾は、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山県有朋をはじめ、幕末から明治の世に名を轟かせ、新しい日本を形作った偉人たちを生み出した。それがいつの間にか、平等主義の名のもとに知識だけが切り売りされ細分化された”学問らしきもの”だけが残ったのだ。
ブログ論やブログで成功するためのノウハウは星の数ほど溢れている。そして、きっとそのどれもが正しい。TwitterなどのSNSを使ってそういった情報を隈なく取得しようとする人もいるようだが、きっと頭がこんがらがって、ひとつも身にならず終わるのではないだろうか。
二番はない。あなたが一番好きな、とっておきのブログを見つけよう。そして、そのブログを徹底的に読もう。ブログ論ではなくブログを読もう。文字の大きさからHTMLタグの使い方、画像や広告リンクの配置、グローバルメニューやサイドバーなどのデザイン、プロフィールの書き方など、隅から隅まで徹底的に読み込もう。そしてどんどんマネをしよう。「◯◯のブログに似てない?」なんて言われてたらあなたの勝ちだ。
何百回の読むためには、そのブログの著者の思想まで愛せないとダメだ。考え方に120%共感できる、信頼に足る人物を見つけることからはじめよう。