3月20日にGRCの有料プランを申し込んだ。
利益を最大化されるため、ボクはブログにはあまりお金を掛けない。
だからこれまではGRCの無料プランを使いつつ、似たようなサービスも併用してしのいできた。
でも最近、さすがに無料プランでは辛くなってきた。
今の収益内で賄うことができ、かつ収益をさらに伸ばすために必要な投資だと判断して有料プランへアップグレードすることにした。
長く有料プランに踏み切れなかった理由はいくつかある。
そのあたりも詳しくお話していこう。
GRCって何?
GRC(ジーアールシー)は、Google、Yahoo、Bingの検索順位を自動でチェック・記録してくれるSEOツールだ。
ブログやWebサイトのアクセスアップのためには、GoogleやYahoo!の検索順位が非常に重要。
たとえば「海外旅行 おすすめ」「保険 比較」など狙っているキーワードで検索結果の1ページ目上位に自分の記事が表示されることで、多くの人がブログへ訪問してくれる。
だからインターネットで集客をするWebマスターの多くが、日々検索順位の動向を厳しくチェックしている。
しかし1つや2つならまだしも、長くサイトを運営していると狙うキーワードの数も膨大になってくる。
膨大な数の検索順位をひとつひとつ手作業でチェックしていたら、それだけで日が暮れてしまう。
検索順位のチェックに時間が掛かって肝心の記事を書いたりコンテンツを作る時間がなくなってしまったら元も子もない。
そこで検索順位のチェックを効率化・自動化するために生まれたのがGRCだ。
2004年に公開された歴史と実績のあるサービスで、ユーザーの声を聞きながら現在でも進化を続けている。
元々はWindows専用のツールだったが、最近ではMacでも利用できるようになった。(アプリや仮想化ソフトを使う)
同様のサービスは多いが、GRCはとくに知名度が高く多くのSEO会社でも採用されている。
もっとも基本的な使い方は、自分のブログやサイトのURLと狙っているキーワードを登録しておくだけ。
あとは手動でもチェックできるし、時間を指定して毎日自動でチェックさせることもできる。
もちろん競合分析やリスティングの機能をはじめSEOの玄人も満足させる多くの機能が備わっているので、初心者からプロまで幅広く愛されているツールだ。
GRCの無料版と有料プランの違い
GRCには、無料版と有料版がある。
さらに有料版は安い順からベーシック、スタンダード、エキスパート、プロ、アルティメットの5つのプランが用意されている。
それぞれの違いは、ざっくりいえば登録できるブログ(URL)の上限数と、登録できるキーワードの上限数だ。
URL数 | キーワード数 | |
無料版 | 3 | 10 |
ベーシック | 5 | 50 |
スタンダード | 50 | 5,000 |
エキスパート | 500 | 50,000 |
プロ | 5,000 | 500,000 |
アルティメット | 無制限 | 無制限 |
無料版では3サイト、10個のキーワードまで登録することができる。
これが有料版のベーシックプランなら5サイト、500キーワードまで登録可能。
検索語の登録数が10→500個に一気に増えるのはでかい。
正直、ボクのような個人ブロガーレベルなら500個もあれば十分すぎる。
個人レベルでプロプランの50万キーワードを管理できる人なんてまずいないんじゃないか。
クラウドSEOツールと比べたGRCのメリット・デメリット
実はこれまでは、GRCの無料版のほかにクラウド上で使える他社のSEOツールも利用していた。
両者を比較してみて感じたメリットやデメリットをまとめてみる。
ローカル環境が必要
GRCは、ローカル環境で利用できるSEOツールだ。
ローカル環境というと難しく感じるかもしれないが、要はパソコン本体にソフトをダウンロードして使うツールということ。
WindowsやMacを使っていればまったく問題にはならないことだが、ボクが使っているChromebookというパソコンにはローカル環境がない。
クラウド環境(=インターネット上)で使うことに特化した特殊なパソコンなので、Chromebookではローカル環境が必要なGRCは使うことができない。
じゃあボクはどうやってGRCを使っているのか?
サブのパソコン(Windows8.1)にGRCをダウンロードし、Chromebook上からリモートデスクトップというアプリを利用して遠隔操作でWindows上のGRCを使っている。
GRCのためだけにWindowsを常時立ち上げておくのは、電気代も掛かるしちょっともったいないかな。
それにクラウド型ならデバイスレスでスマホやタブレットからもアクセスできる点は便利だ。(ちなみにボクはAndroidからも遠隔でWindowsにアクセスして使っているが)
ふつうは考える必要のない悩みなのだけれど、一応ボクにとってはデメリットということで。
価格が圧倒的に安い
GRCは、クラウド型のSEOツールと比べて利用料金が圧倒的に安い。
クラウド型の場合は提供会社側のサーバー上にデータを蓄積するが、GRCの場合はそれぞれのパソコン上で管理しているので、その分コストが安く済む。
たとえばボクが使っていたクラウド型のSEOツールは、50キーワードまでのプランが年額21,600円。(月額1,080円)
500キーワードまでのプランは年額183,600円。(月額15,300円)
GRCなら同じ500キーワードまでのプランが年額4,860円。(月額405円)
コストは約38分の1。
たしかにクラウド型のツールのほうが利便性は高いのだけれど、それにしたってここまで値段が違うとさすがにクラウドツールを選ぶ気にはなれない。
もちろん払えない金額ではない。でもインターネットを仕事にする最大のメリットはコストが掛からないことなのに、多少の不便のためにムダな経費を使うなんてバカバカしいじゃないか。
インターネットに限らず、お客さんマインドが強い人は搾取され続ける。
ノウハウコレクターなんてまさに典型だ。
ブログでお金を稼ぎたいはずが、いつの間にかブログでお金を稼ぐ方法を売る人にお金を払うお客さん(ファン)になっている。
どんなに小さくても商売人としてのプロ意識を持たなくちゃ。
おっと、GRCからずいぶん話がそれてしまった。
ともかくGRCは安い。圧倒的に。
追伸、記録することに意味がある
レコーティング・ダイエットってあるじゃないですか?
ただ毎日体重を記録するだけで痩せていくっていうダイエットの方法。
記録することで体重を意識するので、食事や運動が改善されていき痩せることができるんだそうです。
SEOも一緒だと思うんですよね。
検索順位を記録するっていうことが大切で、記録することでSEOを意識するのでブログやサイトを改善することができる。
レコーティング・アクセスアップですね!