Cisco(Packet Tracer)のネットワーク構築の手順【復習メモ】

mei170918

Cisco Packet Tracerというソフトウェアを使ってネットワーク構築のシミュレーションをしているのだが、これがなかなかどうしておもしろい。

あーでもないこーでもないと右往左往しながらコマンドを打ちまくり、ようやく繋がったときの快感は一入だ。

ネットワーク構築の手順

トポロジを書く

ネットワークを構築するときは、まずトポロジ(設計図)を書く。そして書いたトポロジーを元に構築していく。

これをしないと何が何やらわけがわからなくなる。

トポロジには、PCやルーターなど各機器のインターフェースのIPアドレスとサブネットマスクを記入しておく。

cf) 192.168.1.10 / 24 (イチクニイチロハイチテンイチゼロプリフィックスニジュウヨン)

インターフェースは1つの機器に1つとは限らない(=IPアドレスは1つとは限らない)ので注意。

PCの設定をする

トポロジを書いたら、まずはPC側の設定をする。

設定をするのは4箇所。

  • IP address
  • Subnet Mask
  • Default Gateway
  • DNS Server

Default Gateway

Default Gatewayとは、ネットワークの出入り口となるインターフェイスのIPアドレス。

IPアドレスは各機器のインターフェイスに付与される。

ネットワークは、同じネットワーク内でしか通信ができない。

違うネットワーク同士はL3(ルーターなど)機器でつなぐが、そのときの出入り口となるインターフェイスのIPアドレスがDefault Gatewayである。

Default Gatewayは、原則1つのネットワークに1つだけ付与される。

よく似ているが、GatewayとDefault Gatewayはまったく別物。Gatewayはプロトコル変換ができるネットワーク機器のこと。だから、Default GatewayをGatewayとは略さない。

ルーターの設定をする

PCの設定が終わったら、ルーターの設定をする。

設定するのは、各インターフェイスのIPアドレス[Router(config-if)#ip address~]と、経路選択[Router(confing)#ip route]

ルーティング

ルーティングは、ネットワークの経路選択を行うこと。

Static Routing(静的、手動)とDynamic Routing(動的、自動)がある。

CCNA(R&S)では、RoutingとSwitchingの知識が問われる。

Static Routingの設定

Static Routingは、グローバルコンフィグレーションモードで行う。

Router(config)#ip route ① ② ③

①最終目的地(宛先)のネットワークアドレス
②最終目的地のサブネットマスク

③ネクストホップアドレス
=最終目的地に行くために、自分から見て一番近いインターフェイスのIPアドレス

例)
Router(config)#ip route 192.168.2.0 255.255.255.0 192.168.0.2

設定の例

Router>en
↓ユーザーEXECモードから特権EXECモードへ
Router#conf t

↓特権EXECモードからグローバルコンフィグレーションモードへ

Router(config)#int f 0/0

↓グローバルコンフィグレーションモードからインターフェイスコンフィグレーションモード(0/0)へ

Router(config-if)#ip address 192.168.1.1 255.255.255.0

↓IPアドレスとサブネットマスクを入力する

Router(config-if)#no shutdown

↓ipアドレスを設定したら設定を有効化する(no shutdown)のを忘れない

Router(config-if)#end

↓一度特権EXECモードへ戻って設定の確認をする(※何か設定をするたびにチェックする)

Router#show running-config

↓同じ手順でインターフェイスコンフィグレーションモード(0/1)へ移行して次のインターフェイスのIPアドレスを設定する。

Router#conf t

Router(config)#int f 0/1

Router(config-if)#ip address 192.168.0.1 255.255.255.0

Router(config-if)#no shutdown

Router(config-if)#end

↓設定を確認したら、グローバルコンフィグレーションモードでルーティングを行う。

Router(config)#ip route 192.168.2.0 255.255.255.0 192.168.0.2

※設定の前に、グローバルコンフィグレーションモードで

Router(config)#no ip domain-lookup

を入力しておくと、ご入力をした際の待ち時間がなくなる。

ネットワーク構築の注意点

物理と論理

ネットワークを構築する(トポロジ)ときには、物理と論理の両方が大切。

設定(論理)があっていても配線(物理)が間違っているとつながらない。

接続の順番

たとえばL2スイッチには24個の差込口があるが、どの口に接続するかは一定のルールがある。

PCなどのノードをつなぐときは、小さい数字から。(1,2,3~)

ルータなどのネットワーク機器をつなぐときは、大きい数字から。(24,23,22~)

ちなみに・・・

ネットワーク内のIPアドレスをPCやネットワーク機器に設定するときのホスト番号も、同様のルールで設定する。

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