カスな自分に嫌気が差してL◯NEを辞めました

雨のビル群

こんにちは、ニシムラ(@nissy421)です。

たまには昔話でも。本日はカスな自分に嫌気が差して今を時めくキラキラした会社を辞めたときの話です。

カスな自分に嫌気が差してL◯NEを辞めました

ボクのブログにはよく”大手メディア”や”ニュースサイト”に勤めていたいう話が出てくる。迷惑が掛かるといけないし後ろめたさもあって具体的な名前を挙げることができずにいたのだけれど、件の”大手メディア”とは、チャットアプリで有名なL◯NEのことだ。

どうして今になって突然そんなことを言い出すのかといえば、尊敬しているフリーランスエンジニアのokutaniさん(@okutani_t)のブログを読んで感化されたから。しかも、okutaniさんがブログで言及していた”誰もが羨む華やかな会社”が、実はボクが勤めていたソレと同じということも知った。

27歳フリーランス。辞めた会社のこと、苦悩の日々、そして今のこと | vdeep

なんという偶然だろう。ずっと隠してきたけれど、堂々と生きるokutaniさんを見習って、ボクもそろそろ過去の過ちを清算しようか。

okutaniさんはエンジニアとして勤めていたようだけれど、ボクが勤めていたのはメディア事業部。いわゆる編集部だ。L◯NEはチャットアプリ以外にも、ライブドアニュースやL◯NEニュース、BLOGOS、Peachy、NAVERまとめなどの複数のメディアを運営している。

今は新宿へ移転したようだけれど、当時は渋谷ヒカリエにオフィスがあった。鮮やかな蛍光グリーンの社員証を首から下げて、11階の、オフィス階へと続く受付ゲートを颯爽と潜る度に何とも言えない優越と高揚を感じていた。

オフィス内は広々としたワンフロアに各メディアごとのデスクが並んでいた。みんな私服だし、金髪の人や副業に精を出す人もいて、社風は自由そのもの。仕事もやりがいがあり、待遇には何の不満もなかった。

でも、ボクはたった3ヶ月で辞めてしまった。”華やかな、それも、誰もが羨むような。華やかな会社”を。

アクセス数ばかりを追い求めて、人の生き死や芸能人のスキャンダルに一喜一憂する自分がイヤで堪らなかった。それはたしかに偽らざる気持ちだ。だけど真実はもっと別のところにある。ボクは、カスだったのだ。

小さい頃から大量の本を読み、言葉に慣れ親しんできた。それなりに名の通った大学の文学部を出た。自分の文章力には少なからず自負があった。採用試験もすんなりパス。要するにボクは自惚れていた。

だけどいざ入ってみると、周りは自分よりもはるかにスゴイ奴らばかり。日本を代表するメディアの編集部に来たのだ。そりゃそうだろう。ちょっと考えればわかること。完全なる井の中の蛙。

記事を選定し、タイトルを考えたりリライトをして一日に60本~80本の記事をアップすることが求められたのだが、日に100本上げて悉くバズらせる猛者が犇めく中、ボクは50本上げるのもやっとだった。急ぐのがどうにも苦手だった。かといって下手な見栄が邪魔をして周囲に頼ることもできない。そうして、ボクは次第に孤立していった。

日に日に乖離していく理想のボクと現実のボク。チャットで絶え間なく飛んでくる上司からのダメ出し。周囲とのギクシャクした関係。

ある日、出勤のためいつものように電車へと乗ったボクは、渋谷駅に着いても電車を降りることができなかった。そのまま終点まで乗り過ごし、気がつけば横浜駅の改札の前に立っていた。道を急ぐ人々が蠢く雑踏をぼんやりと眺めながら、コンビニで買った缶ビールを煽る。もう何もかもがどうでもよくなった。

Restart

(後日退職の処理はしたが)連絡もせずに突然バックレて、関係者各位には大変な迷惑を掛けてしまった。謝って許してもらえるような問題ではないのだが、ずっとそれに後ろめたさを感じて日陰で生きていくのも違うと思う。

あるいはL◯NEのブランドを使えば、もっと早く容易にブログで結果を出すことだってできるだろう。だけどそれはあまりにダサい。それにこれ以上会社に迷惑を掛けるわけにはいかない。だからもうこの話は書かない。

ただ自分に言い訳をせず、過去の過ちを認める。

自分を認めることができてはじめて次の一歩を踏み出せるような気がする。

Restart。

自分を繕うのはよそう。自分を偽るのもやめよう。自分を誤魔化すのは、もう終わりにしよう。

もっと泥臭く、もっと本音で言葉を紡ぎ、堂々と生きていこう。

ABOUTこの記事をかいた人

ニシムラ・ケイイチ

ブロガー | Webライター | 九州男児 | 立教大学中退| 好き→猫、旅、読書 | 趣味で文系エンジニア | 夢はおっぱい | 童顔だけどオッサンだもの | 美しい言葉や素敵な文章が集まる日本一のブログを目指して、心震わす珠玉の読み物をあなたに。詳しいプロフィールやお仕事のお問い合わせはこちら⇒ ニシムラ・ケイイチのプロフィールとお問い合わせのページ