by ニシムラケイイチ
私は、Chromebookが好きです。それは、Chromebookというマシンそのものを気に入っているのはもちろんですが、Chromebookが描くクラウドでノマドな未来の働き方に期待しているからです。
Chromebookはオンライン完結型のクラウドPC
Chromebookというパソコンは、Googleとサムスン電子の共同開発により2011年5月に誕生しました。まだ誕生から10年も経っていない非常に新しいパソコンです。
Chromebookは、これまでのパソコンとはコンセプトが大きく違います。
これまでのパソコンは、1台1台が独立した存在でした。ローカル(本体)で文書作成や表計算、画像編集などの作業ができて”インターネットにも接続できる”のがパーソナルコンピュータでした。
しかし、Chromebookはインターネットありきの新しいコンピュータです。インターネットに接続してオンライン上で文書作成や表計算、画像編集などの作業ができて、かつオフライン(ローカル)でも使うことができるのがChromebookというパソコンなのです。
Chromebookで時間や場所に囚われないノマドな働き方が加速する
すべてをオンライン上で完結させようというコンセプトのChromebookは、時間や場所にとらわれないノマドな働き方をしたい人と、とくに相性がいいのです。
Googleのアカウントさえあれば、自分のChromebookでなくとも作業環境を再現することができます。データもすべてオンライン上に保存されているので、わざわざUSBメモリを持ち歩く必要もありません。
実際、米国を中心にChromebookを採用する学校や企業も増えています。
Wi-Fi環境はこれからますます発展するに違いありませんし、世界中どこにいてもインターネットに繋がっているのが当たり前になれば、Chromebookはより快適な作業環境を提供してくれるでしょう。
Chromebookというアイドルの成功を夢見て
現時点でChromebookが、WindowsやMacより優れているといったら嘘になるかもしれません。ダウンロード型の既存のソフトウェアに慣れた人には、同じ機能を持ったWebアプリを探すのは少し手間に感じるでしょう。
ただし、Chromebookはまだ登場してから7年弱。まだまだ発展途上です。Windowsが発表されたのが1985年なので2018年で約33年。(まさかの私と同い年ではないですか)Macintoshが発売されたのは1984年、34年の歴史を持ちます。30年の歴史を経て、今の形へと進化したわけです。
これから10年20年と時を経てChromebookがどんなふうに進化を遂げていくのか、私は楽しみでなりません。まるで武道館ライブを目指す新人アイドルの成功を夢見て、声援を送りながら追っかけているような気分です。
あなたも一緒に、Chromebookの未来を創造してみませんか?
最後までお読み頂きありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。