こんにちは、ニシムラ(@nissy421)です。
ついに、ウェブライダーの編集ノウハウを詰め込んだ校閲・推敲ツール『文賢』がリリースされましたね。
さっそく購入して1週間ほど使用してみたので、使ってみた感想や文賢の特徴などをご紹介します。
あのウェブライダーがついに『文賢』をリリース

ウェブライダーは京都で噂のWebプランニング会社
もはや説明の必要もないくらい有名ですが、ウェブライダーといえば、Web集客やSEOで圧倒的な実績を上げている京都(と東京)で噂のWebプランニング会社です。代表の松尾茂起(シゲオキ)氏は、Web担当者の必読書『沈黙のWebマーケティング』『沈黙のWebライティング』の著者であり、ピアニストとしてもご活躍されています。
コンサルティングだけではなく、月間200万PVのモンスターサイト『ナースが教える仕事術』や、美味しいワインの選び方を啓蒙するメディア『美味しいワイン』をはじめ、つねに独創的なサイトを生み出し続けるウェブライダー。
これまでのべ2万人を超えるユーザーが選んだというホームページテンプレートの大ベストセラー『賢威』も、ウェブライダーが制作した製品なんです。
◇ウェブライダーの公式サイト
ウェブライダー | 京都と東京で噂のWeb制作・マーケティングチーム
◇松尾茂起さんのTwitter
ウェブライダー松尾茂起(松尾シゲオキ)(@seokyoto)さん | Twitter
ユーザーを本当に満足させるウェブライダー式SEO
ウェブライダーは、巷にあふれるSEO業者とは一線を画します。”すべての人をヒーローに”を合言葉に、一過性の技術に頼らない、ユーザーを満足させるコンテンツを追求する本質的なSEOがウェブライダーの強みです。
ウェブライダーがコンテンツを生み出すときに大切にしているのが、王道表現と品。さらに話題性を兼ね備えたサイトは、幅広いテーマでことごとくヒットします。ホームページに書かれた紹介文からも、ウェブライダーのWeb制作に対する真摯な姿勢を知ることができます。
どんなに価値ある知識や情報も、伝わらなければ意味がありません。
あなたの商品・サービスがいかに優れていても、そのよさが伝わらないと意味がないのです。
そこでウェブライダーは考えました。
世の中にある“分かりにくいこと”を、分かりやすい形にし、それを必要とする人たちに伝えるお手伝いをしよう、と。
そうすれば、誰かにとってのヒーローがもっと増えるはず。
そう、それがウェブライダーの経営理念「すべての人をヒーローに」に込められた思い。
ウェブライダーは、Webを通じて、モノ・コトの価値を“分かりやすく”伝えるプロ集団です。
(ウェブライダー | 京都と東京で噂のWeb制作・マーケティングチームより)
ウェブライダーのコンテンツ編集ノウハウが凝縮
そんなウェブライダーが満を持して世に送り出した校閲&推敲ツールが今回ご紹介する『文賢』です。
文賢は、Web製作者が「推敲や校閲にかける時間をもっと短縮できれば、コンテンツの企画・構成に向き合える時間が増えるのでは?」という思いから生まれました。さらに文賢を制作するにあたり、小説を紡ぎ文学賞に応募するほど言葉の美しさを大切にするエンジニア、村橋 由美子氏をプロジェクトリーダーに迎え、その開発がスタートしたのだそうです。
かゆいところにまで手が届く校閲・推敲機能や、表現の幅を広げてくれるたとえ表現機能など、編集の時間を節約し、文章を書くことが楽しくなる機能が文賢には詰まっています。
『文賢』を買ったらブログを書くのが100倍楽しくなった

文賢のリリースに居ても立ってもいられない
もともとウェブライダーのことは、『賢威』を売っている会社としてなんとなくは知っていたんですね。
でも『沈黙のWebマーケティング』や『沈黙のWebライティング』を読み、言葉や文章に対する並々ならぬ思いを知って一気に松尾さんとウェブライダーのファンになってしまいました。勢い余って京都に採用試験を受けに行こうかと思ったくらい(笑)
それ以来ウェブライダーのことはずっとフォローしていたのですが、文賢のリリースを知り居ても立っても居られなくなりました。
「これは何を置いても手に入れなければ!!」
と、さっそく文賢を購入したのでした。
校閲は問題なし!に浮かれていると・・・
文賢を購入すると、メールで専用ページのリンクが送られてきます。そして、ページを開いてユーザー登録をするとすぐに文賢を使い始めることができます。ブログの文章を適当に選び、さっそく試してみました。
まず校閲機能を試してみると、文章の右側のコメント欄に「校閲についてはとくに問題ないようです」と表示があらわれました。どんなもんだ!と喜び勇んで推敲機能のほうへ移動してびっくり。コメント欄にはびっしりと推敲のアドバイスが並んでいました。
漢字とひらがなの使い分けから、文章の長さ、文末表現、敬語、助詞の連続使用など、指摘内容もバラエティに富んでいる。さすがウェブライダーが本気で作った編集ツール。想像以上の完成度に度肝を抜かれました。
[aside type=”normal”]ちなみに、校閲は文章に誤りや不備がないかを調べること、推敲は文章をよりよくするために何度も練りなおすことです。[/aside]
文賢を通して自分の文章を客観視する
文賢の何がすばらしいって、自分の文章を客観視できるんですよね。文賢というツールを通して自分の文章を読むことで、単なる誤字脱字にとどまらず、自分の文章のクセを知ることができる。
さらにアドバイス機能で文章を客観的にチェックすることもできます。自分の文章を客観視できるということは、つまりは読者目線を獲得できるということなんです。しかも自分一人で。本当に凄いことです。
まさに専属の編集者。
これは使った人にしかわからない感覚ですが、文賢は一度味わうと病みつきになってしまうほどの中毒的な魅力を秘めています。
言葉を磨き、美しい文章を紡ぎたいと願うあなたに。
言葉を愛し、言葉と真摯に向き合うあなたにこそオススメしたいサービスなのです。
校閲・推敲支援ツール『文賢』の3つの魅力

最後に、文賢のとくに便利な3つの魅力的な機能をまとめます。
文賢は書いた文章をリアルタイムで校閲、推敲できる
文賢は、ブラウザで動くクラウドツールです。PCにダウンロードするタイプのアプリケーションではないので、デバイス(PC)に依存しません。
だからWindowsでもMacでもサクサク動くし、家のデスクトップPCからでも職場のノートPCからでも、好きな場所で好きな時に使うことができるんです。書いた文章をその場でコピペしてリアルタイムで校閲や推敲ができるので、いちいちダウンロードやアップロードをする手間もありません。
ブラウザにGoogle Chromeを使っていれば、拡張機能で書いた文章をすぐに文賢に送ることもできます。ボクはカフェでブログを書いていることが多く、Chromebookを使っているのでこれは本当にありがたい。
[aside type=”normal”]Chromebookは、ソフトウェアをローカル(PC本体)にダウンロードしない、Chromeブラウザベースで動くGoogleのPCです[/aside]
文賢は自分流にカスタマイズできる
文賢の校閲・推敲機能は、デフォルトでも十分使いやすい。でも、自分流にカスタマイズすることで、さらに便利に使うことができるんです。
指摘する項目を細かく選んだり、ユーザー辞書に自分が間違えやすい漢字や表現を登録しておけば、それも指摘してくれます。たとえばボクは全角の?や!と半角の?や!をよく混ぜてしまいます。ほかにも表記ゆれが気になる表現などを登録しました。
今まではCtrl+Fを使っていちいち手作業で探していたのですが、間違いを一気に指摘してくれるので助かっています。
文賢のたとえ表現で豊かな語彙を獲得できる
文賢には、約2000文のたとえ表現のデータベースがついています。カチッとしたきれいな表現から、TVや漫画を題材とした表現まで、オリジナリティあふれる比喩が盛りだくさん。
データベースを眺めているだけでも豊かな語彙を獲得するための勉強になるし、気に入った表現があればワンクリックで文章に挿入することができます。
ちなみにボクの大好きなあだち充先生のたとえ表現も入っていてめちゃくちゃ興奮しました!
校正・推敲ツールに月1,980円はお得か?

文賢の値段ですが、月額1980円(税込)ですべての機能を使うことができます。年間にすると23,760円。
文章をあまり書かない人にはちょっと高いと思うかもしれませんが、毎日書いていると校閲や推敲の時間って意外とバカになりませんからね。
月2000円で編集のアルバイトを雇えると考えれば十分元は取れますし、個人的にはかなりお得だと感じています。
初期費用が10,800円掛かるのですが、会社やチームの複数人で使うこともできます(※)し、これからもどんどん新機能が追加される予定です。※1ユーザー追加するごとに月額費用が必要です。
一人でがんばるブロガー、ライターはもちろん、企業の編集者やWeb担当者の方にも文句なくオススメできるツールです。
一日でも早く文賢を購入して、ぜひ最高のライティング環境を手に入れてください!
言葉を大切に扱うあなたに『文賢』を届けたい
最後の最後に、文賢に込められた製作者の「思い」を、少しだけ紹介させてください。
文賢は、文章執筆を効率化するサービスであると同時に、言葉の使い方を学べるサービスでもあるんです。
文賢の販売ページには、製作者のこんな思いが綴られています。
言葉は誰でもカンタンに扱える道具です。
たとえば、ハサミは便利な道具ですが、使い方によっては人を傷つける凶器になってしまいます。言葉も同じ。
使い方を理解し、大切に大切に扱わなければなりません。ですが、現代において、言葉の使い方を学べる機会はとても少ないのが現状です。
そこで私たちは、日常的な業務の中で、言葉の使い方を学べるようなサービスをつくりたいと常々考えていました。それが文賢(ブンケン)を開発したもうひとつの理由です。
言葉を大切に扱うことは、相手への思いやりにつながります。
私たちは文賢(ブンケン)を使う人を増やすことで、言葉を大切に扱う人を増やし、人への思いやりに溢れた優しい世界をつくりたいと本気で思っています。
ボクは言葉が大好きで、言葉を大切にブログを書いています。
収益化するためにブログを書くのではなく、ブログを書くために収益化をしている。
言葉を探求し、よりよい文章を紡ぐために、ブログを書いているんです。
そして、これはおごりかもしれませんが、ボクの紡いだ言葉の力で一人でも多くの人の心に愛や勇気を灯したいと本気で思っています。
だからこそ、代表である松尾さんや文賢開発チームのみなさんの思いには心の底から共感するし、文賢というサービスが、一人でも多くの「言葉を大切に扱う人」に届いてほしいと、強く願っています。
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