文学YouTuberベルさんのシンデレラストーリーから目が離せない

3月28日、文学YouTuberのベルさんがヤフーニュースのトップを飾った。

掲載されたのは、ベルさんがデイリー新潮からインタビューを受けたときの記事だ。

元記事はこちら→出版界で注目の美女、文学YouTuberベル 「この世界で生き残るにはニッチじゃないとだめ」 | デイリー新潮

当ブログでは運営の方針上、芸能ネタやゴシップは取り上げない。

ただベルさんに関しては2016年にインタビューを受けていただいた経緯があり、自分ごとのように嬉しくなってしまったので少し触れておきたい。

当時のインタビュー記事→謎多き美女!日本初の文学YouTuber「ベルりんの壁」の秘密 | KEIICHI NISHIMURA.COM

ニッチだからこそ、大きなチャンスが舞い込んでくる

2019年3月28日現在、ベルさんのチャンネル登録者数は6万人を超えている。

2015年6月にチャンネルを開設して、インタビュー当時チャンネル登録者数は8,500人だった。

2018年9月の時点でも27,000人なので、いかに驚異的なスピードで登録者が増加しているかがわかる。

最近では全国の書店をジャックするベル書店や文芸誌での執筆、新刊本の推薦帯など、動画外での活動も目立ってきている。

今や出版界の救世主として大注目を浴びているベルさんの成功の秘訣は「ニッチ」だ。

デイリー新潮の記事の中で、ベルさんはこんなふうに答えている。

「逆に今YouTubeの世界で生き残るには、ニッチじゃないとだめだと思うんです。チャンネルは溢れていますから。再生回数や登録者数以上に、他との差異が大事。ニッチだからこそ、チャンネルとの親和性が高ければ、大きな企画も舞い込んで来るんです」

ボクがベルさんを知ったキッカケはJK一人で斎藤さんゲームやってみた!という動画だったし、書評は多彩なカテゴリの中のひとつに過ぎなかった。

やりたいこと、できることがたくさんある中で自分はYouTubeで書評をする文学YouTuberで行くと決めてから、徐々に注目されるようになったのだという。

昔から本が好きでした。特にミステリーとか青春物とか、乙一さんとか。なので、2017年以前から書評動画は配信していたのですが、実は全然人気が無くて(笑)。自分自身はすごく本が好きなので、楽しんで作っていたんですけど、全然再生回数が伸びない。やっぱりYouTubeの世界において、書評ってニッチなんですよね。

さらっと語っているが、自分の動画の中でもとくに再生回数の少ないニッチなジャンルに絞るのは相当勇気のいる決断だったはずだ。

ボクもPVや広告費に依存しないブログという目標を掲げて執筆しているがいまだ数字の呪縛からは抜け出せていないし、自分が何者なのかもまだわからない状態。

ベルさんの活躍はYouTubeのファンだけでなく、これからYouTuberになる若者やブログやSNSなどの個人メディアをやる人間にも希望の光を与えてくれる。

追伸、ベルさんのシンデレラ・ストーリーから目が離せない

ベルさんの記事は、当ブログの中でもとくに読まれている記事のひとつです。

本当にびっくりしたのが、ボクは50円でブログコンサルをやっているのですが、ベルさんの記事を読んだのがキッカケでボクのブログを知ってコンサルに申し込んでくださった相談者様もいたくらいなんです(笑)

ハッキリ言ってめちゃくちゃお世話になってます。

裏話的な話をすると、Webニュースにどんな記事を載せるかは担当者が手動で決めているんですよね。

各カテゴリの担当者が提携先から上がってくる記事の山からバズりそうな記事を選んで、タイトルや要約を編集して再掲載しています。

さらに各カテゴリに掲載した記事が伸びて主要カテゴリの担当者の目に留まると、カテゴリからトップへ転載されるという仕組みです。

ベルさんの記事は元々ITカテゴリに入っていました。

ITカテゴリってほかのカテゴリに比べてPVが低めなのでトップに掲載されづらいんですよね。(※iPhoneなど一部のニュースは除く)

そんな中でトップまで上がってくるということは、カテゴリ内で相当読まれていたんでしょうねえ。

やっぱり凄い。

当時からただ者ではなくセンスがズバ抜けていましたが、想像を絶するスピードで成功の階段を駆け上がっています。

当ブログのインタビューで答えてくださいましたが、ベルというお名前は『美女と野獣』の主人公でディズニープリンセスの一人であるベルからきているんだそう。

YouTube界のプリンセスのシンデレラ・ストーリーに、これからも目が離せませんね!

いつか本を出版してベルさんに書評してもらえるよう、ボクもブログを全力で楽しみます。