(Photo by sweetlouise)
ブロガーたるもの、本をたくさん読まなくちゃいけない。
文章で飯を食っているんだから、本を読むのは当然だ。
っていうのは建前で、本音をいえばちょっと面倒くさい。
いや、本は好きだよ。好きなんだけど・・・。
本を読むのって結構カロリーを消費するんだよね。
昨日だって仕事から帰って、
「今日はなんか頭痛いし、また明日がんばろう」
つって、風呂入って飯を食ったら速攻で布団へダイブ。
今回紹介するAmazon Audible(アマゾン オーディブル、以下Audible)に関しても、あんまりいいイメージは持っていなかった。
ちなみにAudibleっていうのは、アマゾンが提供しているオーディオブックのこと。
実はAudibleについては昨年末から気になっていて、アフィリエイトもできるしブロガーなんだからやっぱ紹介しとかなきゃなーとは思っていた。
でも、
- 本を耳から聴くって邪道じゃない?
- アプリ落とすのが面倒くせえ
- ナレーターの声じゃ眠くなりそう
- テキストないのに月1,500円とか高くね?
とオーディオブックに対するネガティブなイメージが先行して、なかなか手を出せずにいた。
それでもブログのネタになるしとようやく重い腰をあげて昨日1日使ってみたら、これがまさかにの自分的大ヒット。
「なにこれ?めっちゃ便利やん!!」
とすっかりハマってしまった。
ボクがAudibleを便利だと感じた点は3つある。
すぐ解約したって人も多いみたいだけど、たぶん人によってはすげー共感してもらえるんじゃないかと思う。
Audibleのココが便利1:通勤通学中に本を聴ける
Audibleの何がいいって、通勤通学中に好きな本を聴けるってこと。
東京に住んでいる人なら、あの朝の殺人的な満員電車の中で本を開くのがどれくらい無謀な行為かはおわかりかと思う。
スマホやタブレットでKindle版を読むのも一苦労だ。
通勤通学の時間って結構バカにならないから、意識高い系の人間としてはできれば有意義に使いたいとは思っているけど、なかなかどうしてうまくいかない。
でもAudibleなら手ぶらでOK。
ナレーターさんが勝手に読んでくれるから、こちらは耳にイヤホンやヘッドホンさえつけていればいい。
Audibleが聴ける通勤手段は電車に限らない。
ボクの場合、満員電車がイヤすぎて自転車で通勤するんだけど、これがまたイイ!
朝のさわやかな鼻水が凍るくらい冷たい風に当たりながら聴けば眠くなることなんてまあないし、往復1時間弱の貴重な時間をムダにしなくて済むのはホントにありがたい。
ボクは片耳にBlootoothイヤホンをつけて聴いてるんだけど、大音量の音楽を流しているわけじゃないから危険性も少ない。
ちなみにめんどくせー御仁がいそうだから言っておくけど、イヤホンやヘッドホン着用の交通ルールは、改正道交法+各都道府県の条例規則によって異なる。
東京都の場合片耳か両耳かは関係なくて、必要な音や声が聞こえているかどうかを基準に取り締まっているらしい。
少し古い情報だけど、天下のねとらぼさんが言っているから間違いないんでしょう。
最近はネックスピーカーや骨伝導ヘッドセット、耳を塞がない耳掛け式イヤホンみたいな便利なガジェットもあるので、そのあたりはルールを守ってご自由に。
徒歩でも車でも一緒だよね。犬の散歩をしながら読書とか。
ちょっと想像してみてほしい。テンションが上がる大好きな本を聴きながら通勤する自分の姿を。
ともかく、通勤通学中に大好きな本が聴けるって素晴らしい。
Audibleのココが便利2:PCやスマホでメモを取りながら本を聴ける
もうひとつ便利だなって思ったのが、本を聴いている間両手が空いてるってこと。
じゃあ空いた両手で何をするのかって、別に飯を食ってもいいし、家事や掃除をしながら、会議の資料を作成しながら、上司の説教を聞きながらでも何でもアリ。
Audibleで聴きながら、同じ本を目で追いかけるなんて使い方もできる。
ただボクが個人的にオススメなのは、目の前にパソコンかスマホかノートを用意して、メモを取りながら聴くこと。
ただ聞き流してもいいんだけど、メモを取りながら聴くことで集中力が高まって内容が頭に残りやすい。
それにブロガーなら、あとから書評を書くときにも役立つ。
昨日昼休みに外出用のChromebookでメモしながら聴く方法を発見したときには、思わず「最高かよ」と声が漏れてしまった。
Audibleのココが便利3:2度3度聞く負担が少ない
本って、一回読んでおしまいじゃもったいない。
意味がなんとなくわかるのと自分で実践できるほど理解するのとでは天と地ほどの差があるわけで、いい本は5回10回と身体に染み込むレベルまで読み込みたい。
ブログ本だって、1回読んで実践できる人はまれだ。
1回読んだくらいで成果が出ないってブツクサいっている人は、たぶん何を読んだって一緒だ。
そういえば京大卒インテリ芸人のロザン宇治原さんは、受験生のとき歴史の教科書を6,7周読んで9割頭に入ってから過去問を解いていたらしい。
でも正直、内容を知っている本を何度も何度も読むのってあんまり楽しいもんじゃない。
読むのは楽しいもんじゃないけど、聴くだけなら話は別。
音声は勝手に流れてくるわけで、精神的負担も少ない。
(もちろんいい本に限るけど)最初から何度も聴くことを前提に聴いているので、途中で聴けなかった部分があっても気にしない。
勝手に流れてるから、ふと気づいたら「あっ、違うこと考えてた」ってこと結構あるんだよね。
斎藤一人さんが、人生が豊かになる教えを吹き込んだ「100回聞きシリーズ」というCDを無料で配ってるんだけど、
Audibleも「100回聴けば1回くらい頭に残るでしょ」くらいの気持ちでラクに構えて聞くのがよさそうだ。
最初の1冊は無料。不要なら30日以内に解約すればいい
ここまで読んでくれたあなたに朗報。
Audibleは月額1,500円のサービスだ。
安いと思う?高いと思う?
ボクはぶっちゃけ「高くない?」と思った。
毎月好きなタイトルが1冊無料だから本を1冊買ったと思えばペイできるけど、だったら紙の本を買ったほうがいいやんみたいな。
でも今キャンペーン中だから、最初の1冊はどれでも無料で聴ける。
「無料期間は30日あるから、そこで気に入らなければ解約すればいいや」と軽い気持ちではじめることができた。
ちなみにボクが無料で購入したのはメンタリストDaiGoさんの『人を操る禁断の文章術』。
お高くとまってるけど、結局こういうミーハーな本も好きなんすよ。
ほかにも近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』や堀江貴文さんの『多動力』、池井戸潤さんの『下町ロケット』など、ビジネス書から小説、自己啓発、ヒーリングまで、ベストセラーの人気タイトルがズラリと並んでいる。
それに真木よう子、田辺誠一、加瀬亮、杏、上川隆也、田中麗奈(敬称略)などなどなど、人気俳優や声優がナレーターを務める作品も多いみたいで、だいぶ気になってる。
それ以外にも会員は、
- 毎月1冊無料
- 購入したタイトルは退会しても聴ける
- 非会員価格の30%OFFで購入可
- タイトルの返品・交換可能
- 追加料金なしの無料タイトル
のような特典を受けられるようだ。
まだあと29日あるからその間にじっくり考えるつもりだけど、今のところAudibleにはめちゃくちゃ満足している。