いわゆるサイトアフィリエイトの中でも人気ジャンルのひとつに、ウォーターサーバーがある。
一昔前よりは落ち着いてきた印象があるが、いまでも強豪アフィリエイターがひしめき合う激戦ジャンルだ。
ボクは2016年7月から当ブログを運営しているが、ずっとウォーターサーバージャンルには興味を持っていた。
というのも自分自身が業界で働いていた経験があるからだ。
ウォーターサーバーを検討したことがある人なら必ず知っている某メーカーの営業部の社員として、全国のイオンモールやイベント会場で天然水を売り歩いていた。
期間としては1年ほどだったし、特別営業成績が優れていたわけでもない。
しかし売れない奴は即切られる弱肉強食の世界で(歩合制の給料にヒーヒー言いながら)生き抜く中でセールスというものを学んだ。
セールスは商品あってのスキルだ。
商品がいいモノであることは前提として、ウォーターサーバーを買う気なんてサラサラなかった道行くお客様をキャッチし、いかに魅力を伝え振り向かせるか。
ある種ゲーム感覚でお客様とのトークを楽しみながらスキルを磨いた。
だから一般の人よりはサーバーやお水に関する知識もあるし、どう伝えれば売れるかもわかっている。
じゃあさっさと参入すればいいじゃないかという話なのだが、これがなかなかどうして。
中途半端に経験があることが問題なのだ。
リアルの世界でしのぎを削った自分がネットの世界に殴り込めば、勝てるに決まっている。
負けるわけがないし、リアルを知らない人間に負けるわけにはいかない。
そんなメンタルブロックが、ボクのボクに対する高い高い参入障壁となっている。
要するに「負けるのが怖いんでしょ?」である。
怖いという感情は、わからないから生まれるものだ。
では怖いの正体を明らかにしてみよう。
ボクがウォーターサーバーのジャンルに参入して負けた場合、一体どんなことが起きるだろうか?
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答えは明白。困ったことなんて何を起こらない。
ただボクのちっぽけなプライド、もとい見栄が傷つくだけである。
宝くじは買わなければ当たらないし、アフィリエイトだってやらないことには稼げない。
やったからといって稼げるとは限らないが、やらなければ稼げる可能性はゼロ。
だったらやればいいじゃない。
別にウォーターサーバーに限らず、やらない理由ややれない理由はいくらでも沸いてくる。
でも実のところ、大抵はくだらない言い訳に過ぎない。
やらないで後悔するより、やって後悔するほうがずっとマシ。
負けるのを怖れて縮こまりながら生きる平凡な人生なんてまっぴらごめんだ。