年間8,712円。5年間で43,560円。アフィリエイトで得をする裏技がある。
何のことかといえば、アフィリエイトの大手ASPであるA8.netの振込手数料のことである。アフィリエイト報酬を受け取るとき、登録している口座によっては年間9,000円近いお金をドブに捨てているかもしれない。
ASPにもよるが、A8.netの場合アフィリエイト報酬の振込手数料はアフィリエイター(=受け取る側)が負担する。三井住友銀行渋谷駅前支店の場合は108円だが、それ以外の銀行を指定すると手数料が大きく跳ね上がってしまう。
A8.netのヘルプページには振込手数料についてこんな記述がある。
同店(三井住友銀行渋谷駅前支店)宛3万円未満 108円
同店(三井住友銀行渋谷駅前支店)宛3万円以上 216円
当行(三井住友銀行渋谷駅前支店以外の店舗)宛3万円未満 216円
当行(三井住友銀行渋谷駅前支店以外の店舗)宛3万円以上 432円
他行(三井住友銀行以外の金融機関)宛3万円未満 540円
他行(三井住友銀行以外の金融機関)宛3万円以上 756円
アフィリエイトのA8.net:サポートページ | 受取口座への振り込み手数料はメディア会員が負担するのですか?
ボクは三井住友銀行の口座も持っているが、管理が面倒なのでASPからの報酬受取口座はすべて楽天銀行を指定していた。そうすると、3万円以上報酬を受け取る場合、振込手数料は756円かかることになる。756円が12ヶ月続けば、手数料の総額は年間9072円にのぼる。
3万円未満でも540円の手数料がかかるので、仮に毎月5000円の報酬を受け取るとすれば、毎月の振込額は4,460円、年間6,480円も損をすることになる。一月分の報酬を丸々損していると考えれば、決して小さくない額だ。
振込手数料を節約するためには三井住友銀行渋谷駅前支店に口座を開設すればよいのだが、東京に住んでいない人にとってはなかなか簡単な話ではない。かといって地方在住というだけで損を被るのは納得がいかないだろう。
そんなときのため、A8.netには振込手数料を節約する抜け道が存在する。先ほどのA8.netのヘルプページを見ると、こんな風に書かれている。
ゆうちょ銀行の郵便貯金口座 一律30円(2014年4月以降も変更ございません)
なんと、ゆうちょ銀行を振込口座に指定すれば、手数料はわずか30円で済むのだ。これは三井住友銀行渋谷駅前支店を利用するよりはるかに安い。地方在住者のための救済措置なのかは不明だが、だれでも等しく利用することができる。
アフィリエイトというと、なんとなくネット銀行を利用するほうがお得なイメージがあるが、そうとも言いきれないようだ。楽天銀行の場合楽天スーパーポイントが加算されるが、ゆうちょ銀行であればポイントよりはるかに多い額を節約することができる。ゆうちょダイレクトというネットバンキングのサービスもあるので、ネットでの照会や取引も問題なく行える。もしまだ利用していないのであればこれ以上損をしないために早急に変更しておきたい。
ただし、A8.netでゆうちょ銀行の口座を登録するときにはいくつか気をつけることがある。
まず、登録できるのは総合口座のみで、通常貯蓄貯金・振替口座は登録できない。またA8.netの口座情報の登録画面には「銀行」と「郵便貯金口座」それぞれの入力フォームがあるので、金融機関の種類で郵便貯金口座を選択して、下段の郵便貯金口座のフォームに入力しなければならない。銀行のフォームからゆうちょ銀行を選択して登録すると、他行宛の振込として処理されてしまうので登録の際には十分注意したい。
ついでだが、もしGoogle Adsense(振込手数料は無料)の振込口座をゆうちょ銀行に指定する場合は、少しだけ作業が必要だ。ゆうちょ銀行の通帳やキャッシュカードには記号と番号が記載されているが、Google Adsenseではこのまま入力することはできないので、自分の口座の支店番号と口座番号を調べる必要がある。
記号番号から振込用の店名・預金種目・口座番号を調べる-ゆうちょ銀行
まず上記のサイトにアクセスして支店番号と口座番号を調べ、表示された結果を入力しよう。Google Adsenseに限らず、(主に海外の)ゆうちょ銀行用のフォームがないASPでは、この方法で登録することができる。
以上、本日はA8.netの振込手数料について解説した。これからアフィリエイトをはじめる人やまだあまり稼げていない人も、忘れないうちに変更しておいたほうがいいだろう。
[btn class=”lightning big”]A8.netの申し込みページはこちら
[/btn]
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
[kanren postid=”1435″]