【卒酒100日目】酒に縛られない世界を生きるということ

※お酒が好きな方は気分を害する恐れがあります
※特定個人を批判する意図はありません

卒酒をしてから100日が経過した。

正確には、2018年9月24日に卒酒をして、2019年1月12日で110日。

“まだ100日にしか経っていないのか”というのが、今の率直な気持ちだ。

気分的にはもう10年くらい酒を飲んでいないくらい、アルコールの存在を意識せずに毎日生活している。

とはいえ、メディアでは相変わらず、酒ではなく酒でやらかしちゃった人たちが糾弾されている。

芸能人やYouTuberのステマには厳しい人たちも、「酒は楽しいものだ」というある種洗脳のようなメディアのステマにはとんと気づかない。

あるいは気づかないふりをしている。

今のご時世「タバコは男の嗜みだ」といえば叩かれるが、「酒は楽しいものだ」という発言はむしろ賞賛される。

飲酒運転や暴力沙汰で他人の命を奪う可能性すらあることを考えれば、酒のほうがずっと危険なはずなのに。

酒はほどほどにっていうけど、ほどほどなら許されるってことは悪いことだって分かってるんだよね?

親切はほどほどに、なんて言わないでしょ。

世の中にはまだまだグレーゾーンが多い。

個人的な話をすれば、酒を止めたことによる健康面の影響や体質の変化はまだ感じられていない。

体重はむしろ増加傾向にある。

酒をやめれば間違いなく痩せると確信していたボクにとって、これは大きな誤算だ。

しかし酒をやめても痩せないという事実によって、(少なくともボクの場合は)酒と体型の相関関係はないということが証明された。

酒をやめてもデブはデブ。

デブの原因が酒じゃないとわかっただけでも進歩だ。

だからといって”じゃあ酒を飲んだっていいじゃない”とはならない。

「酒さえやめれば痩せるのに」という言い訳はもはや許されないわけで、痩せたかったら本格的に食生活を改善せざるをえない。

酒がないと円滑なコミュニケーションが取れないという人がいる。

タバコがないと・・・という人と同じ。

でも居酒屋でも喫煙所でも、飛び交っているのはたいてい会社への不満、上司や部下の悪口、仕事の愚痴、芸能人のゴシップばかり。

そんなのどこが楽しいんだろう。

酒を飲んでいるときには、たしかにそういうバカ話も楽しく感じる。

だけど翌朝の二日酔いによる頭痛も、不毛な時間を過ごしてしまったことに対する激しい後悔も、もう二度と経験したくはない。

酒の付き合いがないと成り立たないビジネスなんてこっちから願い下げだ。

喫煙者は雇わないという会社があるなら、酒飲みは雇わない会社があったっていいじゃないと、本気で思っている。

その点、ブロガーという仕事はいい。

酒を強要されるような煩わしい付き合いが圧倒的に少ない。

パソコンとネットさえあればどこでも仕事ができるから、コミュニティに縛られず、好きな土地で好きな人とだけ付き合っていくことができる。

ともかくボクは今、酒のない世界を生きている。

仮にボクが80歳まで生きられるなら、まだ残り50年ある。

これまで生きてきた時間よりも長い。

人生の残りの時間を酒のない世界で生きられることに、得も言われぬ幸せを感じている。

はたしてボクが死ぬ頃には、禁酒が当然の世の中になっているだろうか。

(Photo by Pexels)