by ニシムラケイイチ(@nissy421

天気が良かったので軽くウォーキングをしてきた。

場所は中野区立江古田の森公園。新江古田駅から5分ほどのところにある。

ウォーキング@江古田の森公園

住宅街の中にある一周1.2kmの公園でそれほど大きくはないのだけれど、大きな木々や池もあり、ジョギングで汗を流す人たちや広場で遊ぶ親子連れで賑わっていた。

江古田の森の歴史は古く、江戸時代には将軍の鷹狩り場として、明治時代には茶や桑の生産地として栄えていたのだそう。自然の豊かさから大正時代には結核の療養所に選ばれ、療養所のまわりは野方苗圃(ノガタビョウホ)と呼ばれる、米国から贈られたハナミズキの苗をはじめたくさんの苗木を育てる保育園のような場所として使われてきた。ちなみに”圃”は「はたけ」と読む。苗圃は苗を育てる畑のこと。

ウォーキング@江古田の森公園

療養所の跡地なのかどうかは分からないが、現在は東京総合保険福祉センター江古田の森という高齢者や障害者の介護施設が隣接していて、職員の方に付き添われて園内を散歩するご老人の姿もあった。

ウォーキング@江古田の森公園

公園内は緩やかな丘になっているので、程よいアップダウンがあって運動にも向いていると思う。久しぶりでまだ走るまではできなかったが、ランニングも十分楽しめそうなコースだった。

ウォーキング@江古田の森公園

そういえば、公園を歩いたのは久しぶりのことだ。学生時代は近所に光が丘公園という大きな公園があったのでよく走っていた。自然の多い公園を走るのは本当に気持ちがいい。それに足を動かしていると、頭がよく働いて悩みが解決したり面白いアイデアをひらめいたりすることもよくある。

これまでは近所の公園でしか走ったことがないけれど、東京には大きな公園がたくさんあるし、冒険気分で足を伸ばしてみるのもいいかもしれない。休憩を挟みながら一日運動をして過ごすのもおもしろそうだ。

ウォーキング@江古田の森公園