実名顔出しブログの恐怖!身バレしてシェアハウスから逃げだした話

こんにちは。にっしー(@prblggr)です。

本日は、アクセス数や収益に執着するあまり、実名顔出しブログが住人に身バレしてシェアハウスを逃げ出しブログを閉鎖することになった失敗談をお話します。

前回はブログのネタの探し方をご紹介しましたね。

ブロガーの仕事を料理に例えると、ネタ探しは素材の仕入れみたいなものです。

本当にいい素材(ネタ)を仕入れれば、ほとんど手を加えなくても、素材の味を生かした最高の料理(記事)が出来上がります。

ただし、あまりにネタ探しに執着しすぎると、取り返しのつかない失敗をしてしまうかもしれませんよ。

ぜひ私を反面教師として、同じ過ちを犯さないようにお気をつけください!

“ラブひな”みたいな女性だらけのシェアハウス

※はじめにお断りしておきますが、迷惑がかかるといけないので、ハウスの場所や個人を特定できるような内容は極力書きませんし、そういった質問にもお答えできません。

私は以前、1年間ほどシェアハウスに住んでいました。

ペットと一緒に住むことのできる、動物好きの人たちがあつまるステキなハウスです。

シェアハウスに住んでいると言うだけでもおどろかれるのに、コレを話すと

「こいつ頭おかしいんじゃないの?」

と確実に引かれてしまうのであまり話さないようにしていたことがあります。

実はハウスの住人の男女比率は1:9。

なんと男性は私ひとり。

私以外の住人は全員が女性でした。

入居のときにオーナーと面談して、

「ほかの子はみんな女の子なんだけど大丈夫?」

と聞かれ

「リアル『ラブひな』やん!」

とびっくりしたのをおぼえています。

ふつうの男性だったら、そんな生活は耐えられないとためらうかもしれませんね。

でもノーテンキな私は、

「かわいい子いるかな?」

「もしかしたら恋人もできたりして」

なんてルンルン気分で入居を決定しました。

シェアハウスでの夢のように楽しい日々

実際、シェアハウスでの生活は、本当に楽しいものでした。

毎日家に帰るとだれかがいて、「おかえり!」と言ってくれる。

趣味の合う住人と、時間を気にせず語りあかせる。

気軽にホームパーティーを開催して、みんなでワイワイ盛り上がれる。

まるで自分がテラスハウスの主人公にでもなったような気分で、これまで経験したことのない新鮮で充実した毎日をたのしんでいました。

私がシェアハウスに入居した理由

私が突然シェアハウスに入居したのには、3つの理由がありました。

ひとつ目は、シンプルライフを送るミリマリストにあこがれていたから。

私は、モノをあまり持っていません。

ミニマリストを自称しているわけではありませんが、服や下着はえらぶ手間がないようにおなじモノを何着も買いそろえていますし、うちにはテレビも冷蔵庫も洗濯機もありません。

私が断捨離に目覚めたのは、2013年のこと。

“こんまり”こと近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』を読んで、モノを捨てることにハマりました。

42型のTOSHIBA REGZAにはじまり、Francfrancのソファ、Karimokuのデスク・本棚など当時インテリアにこだわって買いそろえていた家具・家電をつぎつぎに断捨離。

自分の身ひとつで生きることを目標に、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジも処分しました。

シェアハウスには家具家電がそろっているので、私が入居のときに買ったのは、ベッドに敷く布団だけ。

引っ越し業者にもたのまず、スーツケースひとつで身軽に入居できるのがシェアハウスの魅力でした。

ふたつ目は、コミュ障を克服したかったから。

いまでも物静かな人間ですが、当時の私はいまよりもずっと人と話すのが苦手で、人と長時間おなじ空間にいることに大変なストレスを感じてしまうタチでした。

でも、私はそれを良しとは思っていませんでした。

声が小さいのがそもそもの原因なので、声やコミュニケーションの本をたくさん読んだり、ボイトレに通ったり、営業職に飛び込んだり、コミュ障な自分を変えるためさまざまなことに挑戦してきました。

そして、コミュ障を克服するための挑戦のひとつが、シェアハウスに住むという選択だったんです。

先ほども書いたとおり、シェアハウスでの生活は本当に楽しいものでした。

だけどとくに気分が落ちているときなどは、私の中のコミュ障がひょっこり顔を出します。

当時住んでいたシェアハウスは中古の一軒家をリフォームした物件で、私は1階のリビングのそばの部屋に住んでいたんです。

それでリビングにほかの住人たちがいると、顔をあわせるのがイヤで外に出られないなんてことはしょっちゅうでした。

別に会ったって何もないのに、正体のわからない恐怖にとらわれていました。

トイレを我慢して、何度もらしそうになったことか(笑)

コミュ障

コミュ障がひょっこり顔を出す

3つ目は、そしてこれが最大の理由なのですが、ブログのネタになるから。

ブログビジネスの可能性に気づいて興奮していた私は、毎日ブログのネタ探しに奔走していました。

そして、ネタ探しに取り憑かれた私に、悪魔がささやきます。

「シェアハウスに住んで、リアルな生活をセキララに書いたらおもしろいんじゃないか」

このあさはかな考えがのちに大問題になるのですが、まさかあんなことになるなんて、このときは思いも寄りませんでした。

ブログがバレて大炎上

私は当時、実名顔出しでブログを書いていたんです。

理由は、大枚をはたいて購入した情報教材に

「ビジネスとしてブログをやるなら実名顔出しでやりなさい」

と書いてあったから。

実名顔出しでやるということは、友人や知人もブログを読む可能性があるということは理解しているつもりだったのですが、

「まだアクセスも少ないしどうせ誰も見ていないだろう」

くらいに考えていました。

しかしそれは、認識が甘すぎました。

「格安シェアハウスって何?」

ある日の朝、リビングに行くと、住人の子のひとりがダイニングチェアに腰かけてコーヒーを飲んでいました。

リビングは、ダイニングキッチンも兼ねていて、部屋の中央にはみんなで食事のできるおおきなダイニングテーブルがありました。

それで私もイスに腰をおろしてコーヒーを飲みながらボーッとテレビを見ていると、その子が非常に落ち着いたトーンで突然口をひらきました。

「ねえ、にしむー。格安のシェアハウスってなに?」

「え?」

その瞬間、私の中の時がピタリと止まりました。

彼女がなにを言っているのかまったく理解できなかったんです。

ざわ・・ざわ・・・

それが自分のブログのことをさしているのだと気づいたときには、私の顔はすっかり青ざめていました。

動揺のあまり頭が真っ白になって、ただただアワアワと慌てふためくのみ。

わー!!!と叫びだしそうになるくらいの衝撃。

あまりのことに、自分がそのときなんと受け答えしたのかもさっぱり覚えていません。

ブログがバレて絶望

ブログがバレて真っ青に

「ブログ、読んだんだけど。」

彼女はつづけます。

なんでも、インターネットにあかるい住人のひとりが私の名前をググッてブログを見つけ、彼女に報告したそうなんです。

彼女が言う格安シェアハウスというのは、当時私が書いていたブログ記事で、「シェアハウス 東京 格安」という検索キーワードでの上位表示をねらってシェアハウスのメリットを書いたものでした。

私としては、

「安いのはいいことだ」

という認識だったのですが、

彼女にはそうは映らなかったようです。

「自分が住んでいる家のこと、格安ってひどくない?ほかに住んでる人もいるんだよ?」

記事を書いた意図を説明したのですが、彼女には理解してもらえず、私はひたすら平謝りをくりかえして、記事を消すことを約束しました。

するとサバサバした性格の彼女は

「消してくれるならいいよ」

とアッサリ許してくれました。

それだけで済めば私がシェアハウスを出ることにはならなかったはずです。

でも、格安シェアハウスの件とは別に、もっと大きな問題が起こってしまったんです。

「私は別に気にしてないんだけど、実はAが別のことで怒ってるんだよね」

Aというのは、彼女に私のブログの存在を話したIT系の女子です。

「どういうこと?」

私は恐る恐る彼女にたずねました。

「この前にしむーたちが飲み会をドタキャンしたことがあったじゃん。あのことブログに書いてたけど、ちょっと事実とちがうって」

住人との約束より好きな子との時間を優先した結果・・・

彼女が言う飲み会をドタキャンしたというのは、ある週末のできごと。

その日はたまたま住人の子たちと休みが合い、近所にオシャレな居酒屋がオープンしたのでみんな飲みに行こうという話になっていたんです。

仕事が終わって電車に乗り、最寄り駅で降りると住人のひとりからLINEが。

「もうすぐ駅つくけどみんなどうするの?」

実は、私はこのLINEの女子に気がありました。

とても美人で、共通の話題があって話も合うので「いいなあ」と思っていたんです。

正直、彼女は私を男性としてまったく意識していなかったと思います。

しかし二人で美術館デートをしたり、飲みに行ったりして、彼女の気持ちとは裏腹に私の気持ちはかなり高まっていました。

彼女からLINEがきたとき、私もちょうど駅についたところだったので、彼女を待って一緒にお店にむかうことにしました。

道すがら、彼女と共通の話題で盛り上がります。

“共通の話題”というのは、ちょっと特殊なスピリチュアル系の話で、ふつうの人にはなかなか理解されないので、余計に彼女に対して親近感を抱いていたんですね。

シェアハウスで連絡を待っている子たちがいることを知りながら、私の頭にわるい考えがチラつきます。

「このまま彼女との時間がつづけばなー」

「他の子たちを呼ぶのはお店に着いてからでもいいか」

実名顔出しブログで身バレ

大好きな子とのたのしい時間が命取りに・・・

そして、そのまま二人だけでお店に入店して乾杯。

「そろそろAたちも呼ばなきゃね」

「でもなかなかこうゆう話できないもんねー」

なんて言いながらイタズラにたのしい時間をひきのばし、気がつけば閉店の時間に。

「ヤバイよなー」

と思いつつ、酔いがまわってそんなことはどうでもよくなっている自分がいました。

そのまま2件目のバーに移動して彼女とかたりあい、気がつけば深夜に。

午前2時頃だったかな。

夢見心地でうちに帰ると、格安シェアハウスの件で怒っていた女子がリビングのイスに座っていました。

「ずっと待ってたんだけど?」

「ごめん」

酔いもまだ冷めきらないまま、悪気はなかったんだと彼女に謝りました。

「もう寝ちゃったけど、Aがめっちゃ怒ってたから明日ちゃんと謝ったほうがいいよ」

やってしまった・・・

しかし、とにかくおもしろいネタを見つけることに執着していた当時の私は、そこで立ち止まることをしませんでした。

次の日、Aに前日のことを謝ってコトが済んだと思い、

「これはブログに書けばおもしろいネタになるぞ!」

と開きなおります。

『シェアハウスの住人トラブル』

と題して書いたその記事こそ、私がシェアハウスを逃げ出してブログを閉鎖することになった直接の原因だったんです。

いつから読まれていたのかは不明ですが、私の本名を検索してたまたまブログを見つけたAは、例の記事を読みました。

今日は、(あくまで私の目線からですが)あのときのことをウソ偽りなく書いたつもりです。

しかし当時書いた記事は、ひどかった。

個人情報には十分注意をしていました。

ただ「話を盛る」というのかな?

自分はわるくないというスタンスで、「好きな子と楽しいお酒が飲めてしあわせ」という非常に自分よがりなブログを書いていたんです。

逆の立場だったら私だって怒ると思いますが、当時はそんなかんたんなことにも気づけなかった。

ネタ探しや稼ぐことに必死で、まわりが見えなくなり、大切なことを見失っていました。

完全無視・・・そしてシェアハウスから逃亡

話ははじめのリビングにもどります。

Aが怒っていると聞いた私は、あわてて謝罪のLINEを送りました。

しかし、その後何時間待っても彼女からの既読がつくことはありませんでした。

それで次の日の朝、出勤前の彼女に

「ブログのこと、ごめんなさい」

と謝りました。

「面と向かって謝れば、きっと許してくれるはずだ」

しかし私の考えは甘かった。

謝罪の言葉を聞いた彼女は、私の目を見ることもなく、まるで何事も無かったかのようにリビングの扉をガチャンと力強く閉めて会社へと出かけて行きました。

ブログがバレて無視された

無視されるのはツラい

とんでもないことをしてしまった・・・

その後ハウスを退去するまで、Aとは一度も口を聞くことはありませんでした。

誠意を持って謝りつづければ、もしかしたら許してもらえたかもしれません。

でも、完全無視されたことで、私の心はポキっと折れてしまいました。

私は、Aだけでなく、住人を徹底的に避けはじめます。

みんなが起きる前に会社に行き、カフェやファミレスで時間をつぶしてみんなが寝静まったころに家に帰る。

週末は部屋に閉じこもり、「シェアハウスで引きこもり」というなんともこっけいな生活をしていました。

そんな感じだったものだから、はじめは

「私たちはわるくないよ」

と言っていた一緒に飲みに行った女子も、次第に彼女のほうにかたむき、さいごには、

「もう私のことブログに書かないで」

と言われてしまいます。

はじめに格安シェアハウスの件で怒っていた女子だけは、ずっとフラットな立場で相談にのってくれていたのですが、毎日ビクビクしながら生活するストレスはどうにも耐えがたいものでした。

しばらくそんな生活をつづけていたのですが、いよいよストレスは限界に達し、私はハウスを出ることを決意します。

年末の寒い時期でした。

当時は貯金もなかったので、無理やりお金をかき集めて、内見もせずに物件を決め、

「はやくこの環境から逃げだしたい」

という一心で、着の身着のままあわただしく引っ越しをしました。

ブログ熱も一気に冷めてしまい、そのまま閉鎖。

それから数ヶ月は、ブログを書く気になんてまったくなれませんでした。

「あんなに恥ずかしくて辛い思いをするくらいなら、ブログなんか二度と書くもんか」

本気でそう思っていました。

しかし私は今、ふたたびブログを書いています。

正直、今でも「また身バレするのではないか」という恐怖を感じることはあります。

でもあの失敗があったからこそ、

「もう二度と同じ失敗はしないぞ!」

「身近な人に読まれても恥ずかしくない記事を書くぞ!」

と強く意識することができるようになりました。

バレてよかったとはいいませんが、身バレして会社をクビになったり、離婚するなんて方も現実にいらっしゃいます。

それに比べたら全然たいしたことはない。

大事になるまえに、身をもって身バレの恐怖を味わうことができたのは大変しあわせなことです。

実名顔出しでブログを書くということ

ブログを実名顔出しで書くのと匿名で書くのはどちらがいいのか。

それは、この記事で言及したい問題ではありません。

どちらにも一長一短があります。

ただ、実名顔出しでブログを書くなら、たとえ日々のアクセスが10だろうと、あなたの家族や、友人知人が読んでいる可能性があります。

あなたには黙ってコッソリ読んでいるかもしれません。

会社につとめている人なら、会社の上司や後輩だって読んでいるかもしれません。

(私は実際に、会社の元上司と思われる人物からブログに匿名のコメントがついたことがあります)

とくにネットビジネス系のコミュニティでは、「実名顔出し」を推奨する傾向があります。

たとえばビジネスのノウハウだけを書いているなら、たいして問題にはならないでしょう。

だけどとくに日記や日常の出来事をブログに書くブロガーが実名顔出しをするときには、

「絶対に知り合いが読んでいる」

ということを忘れないでください。

ある日突然友人によびだされて

「ちょっとあの記事、どういうこと?」

なんて詰め寄られることが、もしかしたらあなたの身にも起こるかもしれません。

自業自得と言われればそれまでですが、お金を稼ぐことやアクセスを集めることにあまりに執着しすぎると、人はときに自分を見失ってしまいます。

これは大手メディアの編集部で、アクセス数の増減に一喜一憂する日々を送っていたときにも強く感じたことです。

友人が突然「ブログ読んだよ」と言ってきても、

「ホントに?ありがとう!どうだった?」

と、動揺することなく笑顔で答えられる記事を書いていくこと。

それが今の私のブログのルールです。

迷惑がかかるといけないから、家族や親しい友人のことは極力書かない

というルールも、絶対に忘れまいと、肝に銘じています。

あなたもぜひ一度、自分のブログのルールについて、じっくり考えてみてください。

まとめ

本日は、実名顔出しでブログでバレてシェアハウスを逃げ出しブログを閉鎖した私の失敗談をご紹介しました。
なんだか暗い話になってしまって申し訳ありません。

あなたも決しておなじ失敗をしないよう、十分お気をつけ下さいね!

ABOUTこの記事をかいた人

ニシムラ・ケイイチ

ブロガー。1985年鹿児島生まれ。立教大(文)中退。2016年9月よりブログ「古風礼賛」を運営(3万PV/月)。ブログでは好きな本や映画、グルメなどを中心に紹介しています。書評や飲食店のインタビュー取材、雑誌・Webメディアでの執筆などお気軽にご相談ください。 ⇒ お問い合わせ