『112日間のママ』清水健[著] (2016, 小学館)

112日間のママ

こんにちは。ブロガーのニシムラ・ケイイチ(@prblggr)です。

本日は、読売テレビの人気アナウンサー、清水健さんが乳がんにおかされた妻の奈緒さんとの闘病記をつづった「112日間のママ」をご紹介します。

112日間のママって?

「112日間のママ」は、読売テレビの人気キャスター清水健さん(@shimizukendesu)が、奥さんの奈緒さんとの闘病生活をつづった手記です。

奈緒さんは乳がんにおかされ、お子さんが産まれてからわずか112日間、29歳の若さでこの世を去りました。

最後までまわりを気づかい笑顔をたやさなかった奈緒さんの強さと、奈緒さんを守るために死力を尽くす清水さんの姿に、涙で読めないという声が絶えない感動の物語です。

清水健さんは1976年大阪府堺市で生まれ、中央大学文学部社会学科を卒業、2001年に讀賣テレビに入社されました。

「あさパラ!」「どっちの料理ショー」などの番組を担当したあと、2009年から「かんさい情報ネットten.」という夕方の情報番組のメインキャスターをつとめています。大阪マラソンにも3年連続関西ではシミケンの愛称で親しまれています。

奈緒さんとはキャスターと担当スタイリストとして出会い、2013年5月に結婚。

「画面の向こうの、いつもどおりの健さんが見たい」という奈緒さんの願いで、番組には奈緒さんが亡くなる10日前まで出演しつづけました。

現在は番組に復帰され、視聴者のため、難病に立ち向かう人たちのため、そして清水さんの活躍をだれよりも楽しみにしていた奈緒さんとお子さんのため、元気にがんばっていらっしゃいます。

読後の感想

ふだんあまりテレビを見ないので、「112日間のママ」を読むまで清水健さんのことは知りませんでした。

いつもなら素通りする書店の新刊書コーナー。

平積みされるたくさんの表紙の中で、お子さんを抱いている女性のひときわかがやく笑顔に吸いよせられました。

やさしくて、つよい、奈緒さんの笑顔に。

そして本書を読んで、笑顔の理由を知りました。

安易な言葉ですませたくはありませんが、清水さんがかたる奈緒さんとの絆の深さに、ただただ感動し涙するばかりでした。

出会えてよかったと心から感じる一冊です。「いい本はないですか?」と聞かれたら真っ先におすすめしたい。

「112日間のママ」は、いのちの尊さ、生きることについて、せわしなくうごく足を止めて真剣に考える機会をわたしに与えてくれました。

そして、一日一日をもっと熱く、もっと丁寧に、一生懸命生きたいと感じました。

正直、私は乳がんがそれほど重い病気だとは思っていなかったんです。

しかし本書を読んで、ご本人にとってもご家族にとっても非常に重く壮絶な病気だということを知りました。

「112日間のママ」は、清水さんから奈緒さんへのラブレターであり、困難に立ち向かう人たちへの恩返しでもあります。

難病と立ち向かう人、それを支える人、病気だけでなく、困難にぶつかってくじけそうになっている人にぜひ読んでいただきたいです。

奈緒さんのご冥福と、清水さんのますますのご活躍を心よりお祈りいたします。

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